倉田百三著『親鸞』と五木寛之著『親鸞』
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いよいよ、2009年3月31日、本願寺御影堂の平成大修復が完了。4月1日には、御真影様(親鸞聖人の御木像)の御動座法要が修行されます。

お取り越しのおまいり・お取り次ぎの後、このことのご案内とお礼をすると、Kさんがおおよそ次のようなことを言われました。

中日新聞の『親鸞』、楽しみに読んでいます。わたし、昔、龍谷大学に行きたかったんですよ。中学生の時、倉田百三の『親鸞』を読んで、親鸞さまの生き方に憧れていました。わたしの家は神道だったので、仏教のことは何もわかりませんでしたが、親鸞さまのような自由な生き方をしたいと思いました。いろいろ調べて、龍谷大学のことを知りました。結局龍谷大学には行きませんでしたが・・・。今、こうしておまいりをしていますが、親鸞さまの生き方と仏教が、まだわたしの中ではつながりません。」

正直なところ、どう答えていいのかわかりませんでした。つくづく、住職として情けなくおもいつつも、さらにずるく、ボクは、Kさんのお生まれになった東濃地方の廃仏毀釈のこと、神道のことについて、いろいろお尋ねしました。


明治初期、廃仏毀釈が最も徹底的に行われたといわれる旧苗木藩の地に育ったKさんが、倉田百三の『親鸞』に出遇われ、また、今こうして、親鸞さまを祖師と仰ぐ浄土真宗のご門徒になっていらっしゃるという不思議。

こんどは、Kさんと親鸞さまのお念仏がしたいと思います。



苗木藩の廃仏毀釈については、"お寺の無い村"東白川村のHP「東白川アーカイブス」に詳しいです。

休みができたら、東白川の「四つ割の南無阿弥陀仏碑」におまいりに行くぞー!。





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by e.wash-r | 2008-12-11 20:14 | おまいりにて | Comments(0)
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