『美濃四十八座』構想 -土徳-
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先日S師が法友に呼びかけられた『美濃四十八座』構想は、おおよそ次の一文ではじまっています。

美濃は、真宗の土徳溢れる地でした。
幕末の三業惑乱では、僧俗混沌と法義解釈で対立するエネルギーがありました。

おまいりの減少を嘆くご院さんの声をよく耳にします。
高齢化、都市化、過疎化・・・。
いくら原因を列挙しても、いくら"伝道教団"と叫んでも、それだけでは何も変わりません。

最近、本堂でのコンサートや講演・演芸が流行り、お聴聞への入り口と賛美されています。門徒さんや一般の方が中心となって本堂で企画されることならともかく、住職が率先してホールのプロデューサーとして苦心する姿、何か寂しさを感じます。

では、布教の最前線・聞法の道場として、具体的にどうしたらいいのか。
『美濃四十八座』構想には、次のように述べられます。

我々僧侶が、ご法義を伝えるプロデューサーとして行うべきことは、、お聴聞の場として、直球勝負の純粋な「法座」を開催することではないでしょうか。

答えは、実にシンプルであり、ある意味当然であり、特別なことではありません。

住職自らがお聴聞したいご講師の法話を、自信を以てご門徒にすすめ、本堂という宗教空間でともに座すならば、あとはご法義がかならず老若男女を動がすと・・・。

少し苦労してみませんか。

現在、正尊寺、超宗寺、正蓮寺で年間十座開催されているお座を、もっと多くのお寺で、四十八座を目標に増やしていきたいとの提案でした。

ぜひ貴寺院でも真宗講座の立ちあげをご検討下さい。

お座が、点から線にさらに面になって広がってゆくといいなあ。



◆写真は、島根県温泉津、西楽寺さまの高座。

妙好人・浅原才市さんは、この高座を見上げて坐り、お聴聞を繰り返されたそうです。
お座へのおまいり合いが、石見の土徳を育んだと聞いています。





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by e.wash-r | 2008-12-20 23:42 | 智慧と慈悲 | Comments(2)
Commented by ONSAI at 2008-12-22 01:24 x
初めまして… というか 「3年ぶり」だそうで…。
当寺の写真、なつかしく(現在も 同じですが…)拝見しました。

> 直球勝負の純粋な「法座」を開催することではないでしょうか。

確かに、変化球や目先のモーションに 逃げている感は 否めません。
直球が走ってこそ 効果的な変化球であることを忘れてるのかも。

こちらこそ、「美濃の心意気」 …いいシゲキ いただきます。<m(__)m>

Commented by e.wash-r at 2008-12-23 02:31
直球勝負というと、なんとなくカッコイイ感じですが、最初は直球しか投げられないんですよね。


netの魅力のひとつは、"シゲキ"だと思っています。
当方、『100人』にも"シゲキ"を受けたものです。


そうそうのコメントありがとうございました。

onsaiさま
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