進水式 -ごきぶり丸とミクマック450とダンサー-
Yahoo!JAPANトップページの映像トピックスに紹介されていた動画です。

"新しく造られた船が初めて海に入る瞬間の映像なんですが、一瞬事故かと思うほどの驚きの進水!"というコメントがついていました。



当たり前ですが、おおよそ船はひっくり返らないように造ってあるものなんですねえ。


海のない岐阜に住んでいますが、ボクには3回も進水式の経験があります。
記録の意味もこめて私的UP。


『ごきぶり丸』というヨット
中古艇なのでなので、厳密には『ごきぶり丸』の儀式としての進水式です。「ごきぶり青年団」員が、見よう見まねで神事をしていたことを記憶しています。トラブルを繰り返して、やっと海に出たのは夜でした。しかも台風接近中。。

ほんとうに嵐の海で、「ごきぶり青年団」員は、「ヨットはよほどのことがない限り転覆しないし、転覆しても復元できるから心配ない。」と強がっていましたが、ボクは生きて帰れないかもしれないと真剣に怯えていました。


『ミクマック450』というオープンデッキカヌー
就職して初めてのボーナスで、衝動買いした船。伊自良湖へ進水に行ったものの、管理人という人から個人の船は浮かべてはいけないといわれ、撤退しました。"責任が持てないから"という理由でした。以前、野田知佑さんが、共産主義の国(中国やモンゴルなど)には、川を下る自由もないというようなことを怒ってみえましたが、日本もあまり変わらないと思います。

結局、伊自良湖の何十倍、何百倍はある山の中の某湖で進水。その時居合わせたSさんが、「鵜飼船は進水式のとき、わざと転覆させるらしい。」と言うので、広い湖面に漕ぎだし転覆させることに。ミクマック450は、安定していて、転覆させるのには結構苦労しました。

でも、もっと苦労したのは、転覆した船で岸まで戻ること。転覆した船を引っ張って何百メートルも泳ぐのは、遭難漂流した気分でした。岸のそばで転覆させるべきでした。

追記:長良川河口堰建設の反対運動では、旗艦をつとめた当『ミクマック450』ですが、今は伊自良川の蛍見物ナイトツアーに平和利用されています。


『ダンサー』というカヤック
畏友E師の椎間板ヘルニアの大手術をきっかけに買った青(E師)と黄(ボク)のダンサー。この2艇の伝説の進水式のことは・・・。

世知辛い世の中になってしまったのか、ボクが臆病になったのか、たぶん両方なんだろうなあ。書けません。



ところで弥陀の願船の進水式はどんなんだったんでしょうね。



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by e.wash-r | 2009-09-03 00:46 | 溺レル | Comments(0)
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