当地直撃が予想された台風18号。予想より南を通過したようで、当地にほとんど被害はありませんでした。別のどこかが被災したということではありますが・・・。
大型の台風が直撃するらしいというニュースを聞きながら、スズメバチの巣のことが思い浮かびました。
昨年は、目立つところにいくつもスズメバチの巣があったので、誰もが「台風は来ないだろう」と言っていました。実際台風は来ませんでした。
今年は、崖の下の目立たないところにスズメバチの巣がありました。ひょっとすると台風が来るのかなとは思っていました。あとだしジャンケンですが、やっぱり来たという感じです。
朝の4時、雷鳴で目が覚めました。何度も激しく雷が鳴っています。でも風や雨の音は聞こえません。
「台風の目に入ったのかも知れない!」。雲の中にポッカリ星空が見えることを期待して、早速カメラを持って外へ。
勝手口を出ると、いきなり何匹もの虫が頭にまとわりついてきました。スズメバチでした。かなり焦りましたが、どうも焦っているのは、スズメバチの方のようで、刺すことはせずブンブン勝手口の回りを飛び回っています。
動転しているように見えるスズメバチを見て、やっぱり台風は来るのかも知れないと思いました。でも、安全な場所に避難してきているのだとすれば、この場所とボクの頭はだいじょうぶということになります。
落ち着いたあと、ボクはそんなことを考えていましたが、スズメバチの方は、その後も、まちがいなく普通ではなかったように見えました。
門を出て田んぼの中まで歩きました。南の方で雷が鳴っている意外は静かですが、どうも台風の目の中にいるのではないようでした。しばらくすると小雨が降ってきたので、家の中に。
坊守が、ソワソワしているボクを半ば軽蔑して「何やってるの!テレビで知多半島に上陸したと言ってるよ。」と。
その後、外はほんの少しザワザワしましたが、思ったよりずっと静かに夜が明けました。
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