A地区の方々がお仏具のおみがきをしてくださいました。
ピカピカになりました。
ゆっくり世間話をしながら、なかなかいい時間だと思うのですが、この頃は、みんな忙しいのです。
例年、おみがきのあとは、みんなで軽く昼食を食べるのが当寺流なのですが、今年はみなさんそれぞれご用があるということで中止。その代わりというのも何ですが、坊守が炊き込みごはんを作って、持って帰ってもらうことになりました。
これも世の中の変化なんでしょうか。
もし、どこかに遠慮みたいなものがあって、あるいは手間のかかることは極力減らしていこうというような心遣いみたいなものがあって、『昔のように』ものごとをすすめられなくなっているのだとしたら、お寺のことに関してはちょっとマズイような気もします。
ボクも忙しく走り回っている手前、大きなことは言えませんが、『ムダ』の排除という大義名分で志が見えない合理化を進めているように思える某党の手法は、すくなくともお寺のことにはそぐわないと感じているのですが・・・。
『ムダ』じゃないものを明確に示せないと、みんな『ムダ』になり得るような気がします。
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