地区総代会
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当寺の場合、昔からの門徒さんの在所は3市にまたがっておおよそ17ヶ所あります。"おおよそ"というのは、それぞれの地域の成り立ちや地区割を説明しきる確固たるものがなく、昔からそうなっているとしか言いようのない部分があるからです。

本願寺新報の連載『教学シンポジウム・お育ての世界-「真宗の土徳」から探るー」の第4回目(3月1日号)は、"土徳の原動力は「講」"と題した記事でした。

"現代人の感覚からは、少し理解しがたいような門徒の信仰の姿を「真宗門徒の民俗」"として
研究された同朋大学の蒲池勢至先生の話を興味深く読みました。

「信仰は個人から個人ではなく、地域共同体の中で継承され、その雰囲気が土徳といわれた。各地の講こそ、門徒同士が守ってきた地域共同体であり、そこでみ教えが継承されてきた。」

「講を現代の私たちがどのように評価し、どのように守っていくべきなのか。あるいは消えていくものなのか。大きな課題であるが、一人一人が真宗門徒として-中略-何を引き継いでいくのかを確かめなければならない。」


当地域の場合、地域共同体がそのまま『講』とはいえないこと、また、旧来の地域共同体に属さない門徒さんのことを考えると、蒲池先生のことばをそのまま受け入れられる状況ではありませんが、その視点には大いに共感しています。

ボクとしては、寺そのものが、ゆるい『講』になっていくことをめざしていこうと思っています。

そう言う意味で、地区総代会に集まられた方々の様々なことばの中に、うまく表現はできないのですが何か安堵するものがあり、うれしい会議でした。





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by e.wash-r | 2010-03-07 23:40 | ようこそ正蓮寺へ | Comments(0)
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