浄土真宗の教章 -彼岸会にて-
3/21分

今年のお彼岸会は、新しく制定された『浄土真宗の教章』についてお話ししました。

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          浄土真宗の教章  (一部省略)


          宗名  浄土真宗
          宗祖  親鸞聖人
          宗派  浄土真宗本願寺派
          本山  龍谷山本願寺(西本願寺)
          本尊  阿弥陀如来(南無阿弥陀仏)
          聖典  『仏説無量寿経』『仏説観無量寿経』『仏説阿弥陀経』
              『正信念仏偈』『浄土和讃』「高僧和讃』『正像末和讃』
              『御文章』

          教義  阿弥陀如来の本願力によって信心をめぐまれ、念仏を
              申す人生を歩み、この世の縁が尽きるとき浄土に生ま
              れて仏となり、迷いの世に還って人々を教化する。

          生活  親鸞聖人の教えにみちびかれて、阿弥陀如来のみ心を
              聞き、念仏を称えつつ、つねにわが身をふりかえり、
              慚愧と歓喜のうちに、現世祈祷などにたよることなく、
              御恩報謝の生活を送る。

          宗門  この宗門は、親鸞聖人の教えを仰ぎ、念仏を申す人々
              の集う同朋教団であり、人々に阿弥陀如来の智慧と慈
              悲を伝える教団である。それによって、自他ともに心
              豊かに生きることのできる社会の実現に貢献する。



法話は、お寺でしか聞けない話だと思っています。(この場合「お寺」というのは仏法が説かれる場所という意味)

例えば、学校の道徳や社会の授業で聞くことができる話は、原則として政教分離の今の日本では、仏教の話とはちょっと違うと思っています。

そう言う意味では、「宗門」の最後の一文は微妙だなあと思います。

信仰は、ほとけさまとわたしの間で完結するものだと思います。世の中(社会)のことは、そういうわたしが一社会人として関わればいいことで、教団もしくは信仰は、社会を規定していくようなものではないと思うのです。

我が教団のことなので、しばらく悩みながら勉強します。





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by e.wash-r | 2010-04-06 00:08 | 智慧と慈悲 | Comments(4)
Commented by namo at 2010-04-06 06:40 x
お元気で 何よりでした。ご紹介いただいた後 更新なく心配していました。
 ところで こころ豊かに生きることのできる・・・とは
物質的な豊さだけに 喜びを感じている社会ではなく
精神的なよろこびを よろこびと味わえる社会の実現と
疑問もなく 読んでいましたが・・・・・ 
Commented by gizing at 2010-04-06 07:11 x
「宗門」についてのご感想、同感です。

この辺りは、ことさら言挙げする性質のものでは
ないように拝察します。

他力を体感した各自は当然、社会の一員であり、
その個人を通して、世間的常識を照射する如来
の本願力が、おのずから発動されるのではない
かしら。

決して派手ではないけれど、じわじわと確実に。

おっしゃる通り、「信仰はほとけさまとわたしの間
で完結するもの」であり、その後のことは、まさに
ご縁によるものであって、わたしがどういう行動を
とるかについて、「こうすべきだ」という規定とは直
接つながらないように思うのです。

決して、座してわれ関せず、を良しとする訳では
ありません。

わが生死を如来様の御はからいに委ねた身なん
だもの。お念仏に出遭う前とは必ず変えられてい
るはずです。

娑婆は甘くないし、そこを働き場とされる御本願は
それ以上に強力です。

「かかってこんかい!」 

念仏者は静かでありながら、世界最強の存在じゃ
ないかしら。
Commented by e.wash-r at 2010-04-06 23:28
namoさま

ご心配をおかけしました。


なかなか素直に読めないので苦労しています。

"精神的なよろこびを よろこびと味わえる社会の実現"は、「みんな」でめざしていきたいですよね。、

Commented by e.wash-r at 2010-04-06 23:35
gizingさま

"娑婆は甘くないし、そこを働き場とされる御本願は
それ以上に強力です。"

なんとありがたいことかと・・・。

gizingさまの他力儀のおことば、いつも惚れ惚れ拝読しております。
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