兄弟会

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H家6人のご兄弟さんがそれぞれご家族を伴われて来寺。

いわゆる兄弟会のプログラムにお寺まいりを入れられたのです。

ご病気で、階段の上り下りが一人ではできないH4さんを、みんなで支えて歩いていらっしゃる光景を見ていました。


バリフリーとはほど遠い環境の当寺。その言い訳のようですが、"障害者が自立できる環境の整備"という名目にどれほどのリアリティがあるのだろうかと、そんなことを思わざるを得ませんでした。

利便追求にもちろん意義はありません。かといって、たとえばヒマラヤとマリアナ海溝を埋め合わせることが社会の目的ということにはならないと思うのです。

ボクとしては、バリアフリーに意義を求めるより、とうてい自力ではたどり着けないところに行くことができるかもしれない縁に楽しみを見いだしたいと・・・。

あるところで、同意のことを発言したら、差別者だと厳しく非難されたことがあります。たくさんの人のなかで怒鳴られていい気分ではありませんでしたが、それ以上に、その場のめざしていたものが何だったのか未だにボクにはさっぱりわかりません。


バリアフリーではありませんが、どうぞなんとかおまいりしてください。





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by e.wash-r | 2010-04-23 11:33 | ようこそ正蓮寺へ | Comments(2)
Commented by 半夏 at 2010-04-29 00:05 x
10年前 家を新築する際に設計士の弟が言ったことを思い出しました。
便利さ=快適さ とは限らない。不便さから育つもの見いだされるものの中に意味のあることがある。と

H4さんが 周りの方々に手を掛けて頂いたこと そして 周りの方々がH4さんに手を差しのべられたこと…
Commented by e.wash-r at 2010-04-29 01:15
「バリアフリー」とか「エコ」とか「いのちの尊厳」とか、大切なことだとは思うのですが、ファーストフードのアルバイトの子がマニュアル通り言う口上みたいに、なんかどこか空回りしているように思います。

現場のリアリティがないとそういうことになるんだと思っています。

不完全な人間がすることですからね。




頼もしい弟さんですね。


半夏さま

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