御講師
大阪 安方哲爾師
悪人正機のお話
有名な『歎異抄』第三条「「善人なほもつて往生をとぐ、いはんや悪人をや。」について、明快なお取り次ぎ。
①社会における良いことと悪いこと。
このことは、時代と場所によって、例えば法や倫理ようなもので規定されます。
人間が築いてきた世間の大切な価値観です。
②仏教における善と悪。
お悟りの因である善業、迷いの因である悪業。
仏道ですから、行いの目的はお悟りです。
③他力義(ほとけさまのお慈悲に照らされるということ)における善人と悪人
賢善精進に溺れ傲慢に他力(ほとけさまのお慈悲)を受けつけない善人
迷いの私を他力(ほとけさまのお慈悲)のめあてと聞き、他力をよろこぶ悪人
① 世間では大切なことですが、お寺のお説教で聞くことではありません。
② 悪業を知ることは大切ですが、地獄行きの罪悪性を信ずるのが仏教ではありません。
③ 悪人をめあての他力(ほとけさまのお慈悲)のお話しを聞きましょう。
昼座・夜座(途中からしかお聴聞できませんでいたが)を通しボクはこんな風に聞きました。
受付
総代さん
婦人会さん
おつとめ
正信偈
仏事作法のお話し
映像で
帰路
お慈悲にふれて
満堂のおまいり。
婦人会さんや総代さんや壮年会さんが組織的におとりもちとお聴聞。
奔走されるご住職・前住職。
伝統的な真宗寺院の底力みたいなものを感じました。
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