おまいりの合間にコツコツ黄鐘会の準備を進めています。最近の大仕事は、本堂の縁の大そうじと本堂南面にすだれをかけたこと。(坊守も奮闘していますが、写真を撮っているので写っていません。坊守の指摘がありましたので追記。)
報恩講や彼岸会永代経法要のときは、お内陣(ほとけさま)のお荘厳に注力しているような気がしますが、黄鐘会では外陣(お聴聞の方々)のことに気がいってしまいます。
あらためて美濃四十八座・真宗講座・黄鐘会というのは、とにかくお聴聞のお座なのだと、ソワソワしている自分のそのソワソワの向かいどころに妙に納得し自己満足しています。
とはいえ、やはりコツコツ続けているご案内やお誘いについては、なかなか具体的なかたちが見えないので、少々落ち込んでいます。そのあたりの苦悶は、blogで関係ない方向に八つ当たりしたりして適当に発散してはいますが・・・。
お聴聞の大好きだったTさんが亡くなられました。
20年来お座のご案内を広くしていらっしゃる地元の法勝寺さんにもよくお聴聞に行かれたおばあちゃんです。会うたびにおっしゃったことは、「御院さん、どこかお話の聞けるところがあったら教えてください。」でした。
『お聴聞の場を』というTさんの思いと法勝寺さんの姿勢を、今さらながら尊く受け止めています。
Tさんと法勝寺さんのおすがたに感謝。お座でお返しをしていけたらと思います。
【
1年前の今日のblog 】
【
2年前の今日のblog 】
【
3年前の今日のblog 】
【
4年前の今日のblog 】
【
5年前の今日のblog 】