H家のご縁の方々が、お寺に集われました。毎年、お寺で兄弟会をするということにされたのだそうです。昨年に続いて2回目、三部経をおつとめしました。
おまいりの前の時間、椅子を並べ直し、ほどよい位置にストーブを配置し、椅子の上に膝掛けをきれいに畳んで置き・・・。
とにかく寒い本堂。時間にすこし余裕があったので、70歳以上の方々が遠方からおみえになることを思い、念入りに準備しました。楽しい時間です。
準備しながら、思ったこと。
いつも、こんな風にひとを迎えられたらいいなあ。
今までは、全ての人を同じように迎えようと思い、一番無理のないかたち、つまり余裕のないときでも対応できるシステムを作ろうとしていたような気がします。一番低いレベルに合わせようという考え方です。
そのような考え方にも、現実的には一理あると思っています。ただ、時と場合によって、多少バラツキがあっても、より高度なものを求めるというスタンスもいいのではないかと思った次第。
かっこいいこと言ってみても、現実は大変そうですが。
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