今は商業地になった旧M村のK家のおまいり。間もなく90になられるおばあちゃんから昔の話を聞きました。
新しい道や橋ができて、車なら20分ほどの距離ですが、昔は、長良川の支流を渡り、柳戸と呼ばれる低湿な土地を迂回し、歩いて3時間ほどかけておまいりなさったとのこと。
柳戸は、埋め立てられて、今は岐阜大学のキャンパスになっていますが、当時は、柳と葦が生い茂るさみしい湿地で、そこを越えるのはなかなか恐かったそうです。
こどもをおぶって、村の方々と揃ってお参りしたことが懐かしいとおっしゃっいました。
「一度、ウチのおじいさんが、年寄って自分では歩いておまいりできなくなった村のおばあさんたちをリヤカーに乗せて、お寺に行ったことがあったんやよ。おばあさんたちは、『極楽、極楽。』といってよろこんどんさったわねえ。」
そんなこともあったようです。
なんか、昔のリヤカーが欲しくなってきました。
Tumblr 『西蔵防だよん』
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