仏教壮年会例会 -真宗儀礼の勉強会3・家庭のお仏事-
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当寺仏教壮年会主催の勉強会。昨年から「真宗儀礼」というテーマで行っています。

「真宗儀礼」と言っても、ボク自身、十分に理解していない部分、現場のない領域があるので、「なんとなくみんなで考えてみましょう。」というノリです。


仏事には、おおよそ次のような要素があると考えています。

仏徳賛嘆:ほとけさまをほめたたえる。読経。荘厳。
遇法:おみのりのあう。お聴聞。
講:よりあう。座。

茶人が「一期一会」と折にふれ茶会をもつように、酒好きが「雪が降った」「花咲いた」と酒を飲むように、縁が整えば開くのが法座。「逆縁」「順縁」「くされ縁」「無縁」、何でもありです。


勉強会は、現実的な死に関する儀礼を具体的にたどりながら・・・。

例えば「臨終勤行」について。

本来、臨終勤行は、いよいよ死を迎える方が生前最期の仏縁に遇うことです。現実は、死後を臨終とみなしておつとめしています。

また、真宗には臨終法話という有り難い法縁があります。死期を感じた方・死を意識した方や、そのご家族が、ご院さんを招いてお聴聞するという習慣です。

臨終とは、命の終わりに臨むとき(臨命終時)のこと。仏法にであわれた先人方は、死を予測できない以上、常に「今が臨終」と、生死を味わい受けとめて、ボクたちに伝えてくださいました。

臨終のボクがお聴聞するのは、ただただ阿弥陀さまの摂取不捨のお慈悲のお話・迎えてくださるお浄土のお話。

「もし法座で、ほとけさまのお話として"生き方"や"世間のあり方"を説かれたら、その話はちょっと怪しいと思った方がいいかもしれないですよ。臨終の今、"生き方"や"世間のあり方"を問われても困るでしょ。」

思わず余分なもの言いをしてしまいましたが、ボクの本心です。


「出棺勤行」について、「葬儀場で葬儀をするようになった今、出棺勤行は、家のお仏壇でつとめたい。ご院さんに、そう指導してほしい。」というご意見をいただきました。そうします。


終始和やかなお座でした。



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by e.wash-r | 2012-05-20 00:49 | ようこそ正蓮寺へ | Comments(0)
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