墓標
b0029488_1511085.jpg


土葬の習慣があった当地では、葬儀のときのご院さんの役割として、親族の前で「墓標を書くこと」がありました。大勢の方々の視線の中で、「墓標を書くこと」はもっともイヤなつとめでした。

最近は火葬がほとんどです。埋葬しないので、墓標を立てることもなくなりました。墓標の役割が、埋葬した場所の印だからです。

ところが、火葬になっても、土葬のころに倣ってお骨の一部を埋葬し、墓標を立てるのが習慣になっているところもあります。葬儀のあと、落ち着いて納骨し墓標を立てられることが多いです。


亡くなられたTさんの息子さんとお嫁さんが、立派な墓標をお寺にもってみえました。お骨の一部を昔からの土葬の墓地に納め、墓標を立てることになさったそうです。

先ほど、墓標を書きました。

字がうまかったらなあ・・・・・・・・・。



                    Tumblr 『西蔵防だよん』 

                    【 1年前の今日のblog
                    【 2年前の今日のblog
                    【 3年前の今日のblog
                    【 4年前の今日のblog
                    【 5年前の今日のblog
                    【 6年前の今日のblog
                    【 7年前の今日のblog
by e.wash-r | 2012-06-21 23:50 | ようこそ正蓮寺へ | Comments(4)
Commented by 釋證眞 at 2012-06-22 22:21 x
字、上手いといいですよねえ…と思いつつ早11年。いまだに「お習字」から抜け出せません…。

ただし、美しい字もいいですが、こういうことに関する字は、お寺さんの人柄が滲み出ている字のほうが、何となくありがたい気もします。

「人柄が滲み出る字」もまた難しいんですけどね。意識しちゃうと、無理です。
要するに、無為自然が大事なのかと。おのずから、なるがままに。

どっち付かずの、非常に中途半端な字を書く釋證眞です。

ところで当地には「墓標」の習慣がないのですが、「墓標」には何と書かれるのですか??
Commented by 釋覺性 at 2012-06-23 10:02 x
他の宗門のお塔婆ってありますよね。書くときに、
チョークの粉を塗るとか下書きすれば、筆字がにじまないそうですね。

釋證眞様のブログにもコメントしましたが、多田等観展を観てきました。やっぱり、25幅の釋尊絵伝はすばらしい。
釋尊の手が「赤」に塗られていました。
釋尊絵伝の解説書が欲しいですが絶版とのこと。


阿弥陀様もやっぱり「赤」。

日本ではあまりなじみのない「多羅菩薩」。
チベットでは「ターラー」と呼ぶらしいですが、観音様の涙から生まれたとか。白ターラー・緑ターラーの2色の仏様。
白は慈悲、緑は財福とか富を表す。観音様の救いから漏れた人々を救う仏様だそうです。

ぜひ1度ご覧下さい。私はほぼ毎年拝観しています。

今年の秋ごろは、吉村作治さんのエジプト展。
これも観たい・・・。
Commented by e.wash-r at 2012-06-26 04:25
無為自然。難しいですね。あこがれます。

人柄というか本性隠して書いてます。いやはや。


墓標に書くこと

正面   「法名」 (「之墓」と書くこともあります。)
側面1  「命日」
側面2  「俗名」「享年」

まさに埋葬(土葬)の標です。
書き方は地域性があるかもしれません。


釋證眞さま


返信遅くて申し訳ありません。  
Commented by e.wash-r at 2012-06-26 04:36
多田等観展、7月16日までですね。
観たいです。

釈尊伝等のご説明を読んで、羨望しています。

7月になったら、時間作れないかなあとは思っていますが・・・。


効果のほどはわかりませんが、墓標やお位牌に書くときは、当方もチョークを下塗りしています。
それで字が上手に書ければ言うことないんですが。


釋覺性さま


返信遅くて申し訳ありません。
<< 【ご案内】 美濃四十八座 黄鐘... 美濃四十八座 超宗寺真宗講座 ... >>