今シーズンは、銀杏が異常なほど実りました。ブドウの房のようでした。実の自重で枝が折れたほど。いまだに、毎日落ちてきます。
年末、時間が空いたら、銀杏の皮むきをしていました。70リットルペールに6杯。それでも、すべての皮むきをすることができなかったので、また、日々落ちる実も溜まったので、ようやくまとまった時間ができたた22日と23日、ひたすら銀杏の皮むきをしました。70リットルペールに5杯。(まだ4杯残っています。)
22日午後。皮がペースト状になるまで攪拌機で混ぜ、漉して実を取り出す作業。
完全防備をして、日が暮れてからは照明をつけて頑張りました。きりのいいところまでもう少し作業を続けたかったのですが、8時からのおまいりがあったので、やむなく中断しました。
23日午後。取り出した実を洗浄して、干す作業。
皮を剥いても、きれいに実だけにするのは、意外とやっかいな作業。実だけにしたら、ふたたび、攪拌機で混ぜ仕上げの洗い。境内に広げて干しましたが、時雨模様になり、半乾き状態で急遽撤収。作業終了とはいきませんでした。
時間の制約なしに、おまいりの空いた時間に半分楽しんでやっているのですが、これがノルマだったらキツイだろうなあと思います。兼業農家の方々の、おそらく時間との戦いのご苦労を想像しました。
寒の内、外での水仕事なのに、ぜんぜん苦痛に思いませんでした。収穫という魔力なのかなあ。おぞましいほどの欲望ゆえです。