組の仏教壮年会の研修がありました。会所は、当正蓮寺です。
2年以上続いた正信偈の講義も、いよいよ最終回です。ご講師のY先生には、お世話になりました。すべてに参加することはできませんでしたが、ボクもできる限り、お聴聞したつもりです。
なにより、一日の仕事を終え、夜の10時過ぎまで、おそらく時によっては夕食もとらずに参加された壮年会の方々には、頭が下がります。それに対し、さらに多くの御門徒さんを誘いきれなかったのことを、住職としておおいに反省しなければなりません。
ひとつ、研修会のたびに思うことがあります。
参加対象を特定して、その特徴に呼応した研修を勤めるということは、できそうでなかなかできないことのように思います。
テーマを持った研修や学習も時に必要だと思いますが、我が教団には、オープン参加のお聴聞という伝統があるわけですから、あらゆる人が来てくださる法座・おみのりを仰ぐ場を、見直してゆくときのような気がします。
道俗時衆ともに同心に、ただこの高僧の説を信ずべしと。
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『西蔵坊だより』は、 森鏡山 正蓮寺の住職の日記です。
仏教のこと、山や川や海のこと、TIBETのこと等、思いつくまま書いています。
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