第31回正蓮寺の歴史を語る会 -差出目録並八幡宮徒建立修復之記-
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昨晩、宴会場だった庫裏が勉強会場になりました。早朝から戸を開け放して換気したのですが、宴会の残り香のなかでの「正蓮寺の歴史を語る会」となりました。

『方縣郡岩利村差出目録並八幡宮徒建立修復之記』の考察。

この文書(控え複製)の作成を当寺住職が担ったようです。様々な要因をMさんが推察されました。


ボクが興味深く思ったことは、作成(書写)日時です。記録では、元文2年(1737)正月(1月3.4日)となっています。

現在、当正蓮寺の報恩講は1月4.5日ですが、戦前は、1月3.4.5.6日であったと聞いています。報恩講中の二日間、住職が陣屋に出向き書面を書写したとは考えられませんので、少なくとも元文の時代の報恩講は、別の時期に勤修されていたと推察することができます。

新旧暦の問題で実際の日時は変わっていない可能性、法務に公務が優先した可能性も否定できませんが。

八幡神社の建立修復の記録を住職が書写していることも興味深いです。



最近、「正しい歴史認識」ということばが漂っていますが・・・。

事実はは混沌としており、歴史は複雑です。ボクたちが知り得る過去は、そのほんの一部でしかなく、しかも曖昧です。さらにそれを考察するボクたちには、ボクたちの思いがあり、それは正しいどころか何よりも危ういと憂鬱。

ボクたちが歴史に学ぶことは、そういった曖昧さなのかもしれません。



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by e.wash-r | 2013-12-03 00:35 | Comments(0)
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