高校の思い出のつけたし。
昨日のblogで、学校祭のテーマ『白梅狂い咲き』が、先生の逆鱗に触れた、と書きましたが、、先生たちを刺激したのは、たぶんサブテーマだったと思います。
連帯を求めて孤立を恐れず、
力及ばずして倒れることを辞さないが、
力尽くさずして挫けることを拒否する。
東大安田講堂に落書きされたという有名なその文言を、『白梅狂い咲き』のサブテーマにしたのですから、今になって思えば、先生たちの焦燥も理解できないわけではありません。
東大闘争の特集記事が載っている古い『週間プレイボーイ』を大切に保管し、アンポについて熱く語っていたT君は、その落書きの背景をいくらか理解していたのでしょうが、ボクたちは、ただのミーハー。先生方の危惧は、どう考えても取り越し苦労です。ただ、ひょっとすると、ほんとうは肩すかしと思ってみえたかも知れません。
30年前、純朴な高校生だった頃、T君から聞いたことばは、今も十分に刺激的ですが。
ずいぶんずるくなった自分がみえるようです。
今日は、ただの思い出です。 失礼。
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『西蔵坊だより』は、 森鏡山 正蓮寺の住職の日記です。
仏教のこと、山や川や海のこと、TIBETのこと等、思いつくまま書いています。
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