住職の後ろ姿  ―「品」「愛嬌」「色気」―
住職の後ろ姿  ―「品」「愛嬌」「色気」―_b0029488_23114326.jpg


大切なのは、「品」と「愛嬌」、そして「色気」。

「品っていうのはね、隠れた部分の完璧さ」
「愛嬌っていうのはね、遊び心」
「色気っていうのはね、色気っていうのは、教養なのよ」

blog「ecotam」2010 10.1より引用



何度も流れてくることばである。

身につまされる。

表面をつくろうのが常、
このごろ遊びの根源たるめまい・ときめきはないし、
勉強もしていない。


後ろ姿で語る男となることのなんと困難なことか。


Y家17回忌。
おつとめの終わった後、Yさんが一言。


「ご院さん、後ろ姿が太りんさったなあ。」


「太りん」という音の断片が身に沁みます。





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by e.wash-r | 2015-01-24 23:05 | そらごと、たはごと | Comments(2)
Commented by 竹蓮母 at 2015-01-27 16:06 x
少し似た言葉かもしれませんが最近思い出すようにしているのは
「上品な人は下品なことをしても上品で
下品な人は上品なことをしても下品」
毎日、瞬間瞬間の生き方の積み重ねが
どんな風に振る舞っても表に出て来るものだなあと思います。

ご院さんは(この呼び方でいいのかまだピンときませんが…)
ご夫婦共にいつまでも本当に良い意味でとても若い人のようで素敵だと思います。
中身が大人になっていない人、というのとは違いますよ!
(↑それはまさしく私です…。)

うちの夫ももうすぐ50なのに若い人のような雰囲気があるのですが(ややもするとおじいちゃんのような感じも…)
夫の場合で分析すると
狡賢いところが無い子どものような人だからなのかなと思います。

Commented by e.wash-r at 2015-02-03 22:31
竹蓮母さま

若い人には負けるなあと素直に思う気持ちと、若い人には負けたくないなあと突っ張ってみたい気持ち、両方あります。

要するにもう若くはないと自覚しているんだろうと思います。


なお、ボクは、上品なのも下品なのも、両方好きです。


毎度のことながら、返信遅延申し訳ありません。
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