お斎をふるまうという習慣
b0029488_15481156.jpg


厳密な意味や縁起はおいておいて、おおよそ仏事の食事を「お斎」と呼んでいます。

当地には、「仏事にはお斎をふるまう」という習慣があったように思います。少なくとも、40年ほど前までは、「年回の法事」ばかりでなく、「おじょうはん(月命日)」や「お取越し」でのお斎は普通でした。

一日に何回もお斎をいただくことになるので、住職は胃腸が丈夫じゃないとつとまらない、などと言われたものです。かと言って、一日に五食も十食もいただけるわけではないので、おまいりの段取りは、お斎のお断りの段取りでもあったみたいです。


T家のおじょうはん。いつもは昼のおまいりですが、事情で今回は夜の9時過ぎのおまいり。

おまいりを終えると、奥さんがお膳でお茶とお菓子を出してくださいました。

「こんな夜におまいりしてもらって、お斎をだすのが本当なんだろうけどゴメンしてね。形だけは、お斎のようにしたから。」と。

こどものころ、前住職が忙しいとき、替わりにおまいりに行くと、たいてい夕飯をごちそうになったことを思い出します。


お斎。時間と体調が許すなら、いつでもしっかりお付き合いするのがいいのかもしれませんが・・・。

昔はできて、今はできない理由。

わかるようでわからないというか、あるようでないというか。

今のボクたちの謎と闇かもしれませんね。




                    Tumblr 『西蔵防だよん』


 
                    【 2014年の今日のblog 】 
                    【 2013年の今日のblog
                    【 2012年の今日のblog
                    【 2011年の今日のblog
                    【 2010年の今日のblog
                    【 2009年の今日のblog
                    【 2008年の今日のblog
                    【 2007年の今日のblog
                    【 2006年の今日のblog
                    【 2005年の今日のblog
                    【 2004年の今日のblog
by e.wash-r | 2015-05-17 15:46 | おまいりにて | Comments(0)
<< 正蓮寺仏教壮年会例会 「なもあみだぶつ」とこどものお... >>