何事のおわしますをば知らねども ―熊野から伊勢へ―
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白浜から熊野の山中を経て伊勢へ。


 何事のおはしますをば知らねども

 かたじけなさに涙こぼれる


西行法師が伊勢を訪ねたときの歌と言われています。日本人の宗教感情をあらわすことばとして、とりあげられることの多い句でもあります。

実際に涙が溢れるかどうかは別として、なんとなくそうだよな!と思える状況というのは、確かにあるとおもうわけです。伊勢神宮に限ったことでもなく、霊性とかスピリチュアルとかそういうのでもなく、ただ漠然と。

これ以上書くと理屈になりそうなので、よくわからないけどそういうこと、ということで本題終了。


京都・大阪経由、自動車道を駆使して白浜に向かった往路。熊野を抜けて岐阜に帰るのは随分時間が掛かるから、というアドバイスを受けたのですが、同じ道は走りたくないという理由で、帰路は紀伊半島横断。

あとから調べてわかったのですが、西からは阪和道が、東からは紀勢道が無料区間も含めて、熊野の海岸を縮めつつあります。海周りの紀伊半島巡りも、熊野山中経由の紀伊半島巡りも時間に大差はなさそう。

また訪ねたい紀伊半島です。


2008/8/27 お伊勢まいり




                    
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by e.wash-r | 2016-03-09 23:47 | 遊びをせんとや生れけむ | Comments(0)
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