再び  -本膳の椀-
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N地区の総代さんが、使わなくなった塗りの椀一式をあげてくださいました。

村の儀式用に揃えてあったものだそうです。

昔は、葬儀の御斎に限らず、人が寄れば食事をするのがならいで、食器類と調理用具は、かならずといっていいいいほど村の会所に備え付けてある什物でした。

お膳一式は、日用品以外の唯一の家財であったとか、仏壇とお膳一式は古くからいわゆるローンの制度があったとか・・・

いつの間にか、人が寄って食事をつくっていただく、という習慣が消えていきました。

時流が変わるなか、お寺ではまだ使っている、ということで、総代さんが心遣いをしてくださったのです。

大事に使い倒したいと思います。







by e.wash-r | 2016-03-29 23:18 | ようこそ正蓮寺へ | Comments(0)
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