宗徧バラ -ショウレンジバナ-
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Rose Rosa laevigata  by T.Kiya


曽祖父、祖父の時代、境内に花を植えないというようなキマリがあったそうです。

殆どの植物は花を咲かせるわけで、たぶん”園芸品種の花を植えない”というほどの意味だったのだろうと思います。

その境内で、唯一咲く花が『宗徧バラ』でした。鐘楼の横に大きな株があって、5月には、一重の白い大輪の花が一面に咲きました。

棘のある花は、一般的に茶花に用いないなかで、『宗徧バラ』は棘があっても生けてよい花のひとつだと聞いていました。

今のように、モノや情報が流通しなかったころ、すくなくともボクがこどものころは、お寺の『宗徧バラ』はそれなりに名物で、『ショウレンジバナ』と呼んで、境内のバラを採って飾ったり、挿し木にする方が多くいらっしゃいました。

境内の整備をしたとき、この『宗徧バラ』は枯れてしまいました。

Sさんの家を訪ねたとき、道の脇におおきな宗徧バラの株があり、たくさんの花をつけていました。ショウレンジバナのこどもです。

挿し木させてもらうことにしました。




                    
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by e.wash-r | 2016-05-12 23:25 | ようこそ正蓮寺へ | Comments(0)
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