夏には珍しく乾いた一日。
高校一年の夏、ずっと病院のベットで寝ていました。田舎の病院で、冷房の効いた病室の窓から見えるのは、山と田んぼと堤防と空。いい風景でしたが、透明度のいい日はほとんどありませんでした。いつも、蒸し暑そうな白い空。
それでも、なんにちかは、透き通るように晴れた日があり、そのキラキラした感じが、小学生の頃の夏休みの思い出と重なりました。今日の快晴はそんな感じ。
心のザワザワが消えるわけではありませんが、終日、心地よくおまいり。
お盆ということで、どこの家も、こどもや若夫婦でいっぱい。
ざっと、今日、現時点までにおまいりの縁に遇った方々の平均年齢を計算してみました。
のべ約50人のおまいりで、平均年齢約38歳。
帰省中の方々を除くと、平均年齢約75歳。
田舎の現実です。お盆はありがたいですね。
夕刻、稲穂が膨らみはじめた田んぼの上を、赤とんぼが群れて飛んでいました。
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