ルームミラーに、凄まじい勢いで近づいてくる赤い車が写りました。その車は、あっという間にボクの後ろにぴったり着いて、右に左に煽ってきました。
朝8:30。焦っているんだろうなあとは思うのですが・・・
どうすることもできず、ルームミラーを見ると運転手は、たぶんTさん。
Tさんも、ボクと気づいたみたい。
お互い、なんとなく気まずい感じ。
赤い車は、その後、長〜い車間距離をとってついて来ました。
免許を取ったころ、女の子の赤い車には気をつけよう、という雰囲気がありました。
「赤のホンダ」の法則とも言っていました。
ホンダのシティ、シビック、プレリュードなどが、音楽とコラボして若者文化の花形だった時代です。
そのころのこと。
海陸風の観測をしていた蒲郡のみかん畑で、溝に落ちて足の怪我をしました。
一緒に観測をしていたSさんが、車で病院へ運んでくれ、そのまま家まで運んでくれました。
「赤のホンダ」、赤いプレリュードでした。
そのせいかどうか、50を超えたらプレリュードに乗りたいとずっと思っていました。
50超えましたが、現実は「醤油風味の日産」。
のんびり走ってます。