勤労感謝の日。宮中祭祀の新嘗祭の日。収穫祭です。
「おはつお」。漢字では「御初穂」、「お初穂」。
お寺では、収穫した新米のお供えを「おはつお」と言い慣わしています。
お供えされる「おはつお」、お取り越しのおまいりでお預かりする「おはつお」に、秋が終わったことを感じています。
「秋」は、稲刈りのこと。
田舎では、秋に向かって季節は巡っています。
翻って、ボクの感覚のなかの季節は、夏に向かって巡っています・・・。
ある時期まで、海に潜る最後の日を11月23日と決めていました。当時は、スプリングという半袖半ズボンの3ミリくらいのウエットスーツしか持っていなかったのに、よくこの寒いのに潜ったものだと、今は思います。
”来年の夏は来ないかもしれない”という思いがどこかにあったような気がします。そう思うと、今よりずっと、その一瞬のかけがえのなさを意識していたのかもしれません。
悲しいかな、もれなく感性も衰えてきているんですよね。
まあ、衰えた感性では、特に何かを感じるわけではないので、よくできたものだと思います。
Tumblr 『西蔵防だよん』 【 2016年の今日のblog 】【 2015年の今日のblog 】【 2014年の今日のblog 】【 2013年の今日のblog 】【 2012年の今日のblog 】【 2011年の今日のblog 】【 2010年の今日のblog 】【 2009年の今日のblog 】【 2008年の今日のblog 】【 2007年の今日のblog 】【 2006年の今日のblog 】【 2005年の今日のblog 】【 2004年の今日のblog 】【 2003年の今日のblog 】