午後3時ごろより、ボク、若、坊守の時間が揃って空いたので、柚子の収穫。
将軍さまの命令・指示の下、柚子の木の登って採るのはボク、脚立に立って高枝鋏で採るのは若。ゆずの棘で体中をひっかきながら、忍耐の連携プレーで、無事、冬至に間に合って柚子の収穫完了です。
夕刻からのおまいりは若、ボクは引き続き境内の樹木の剪定等々。落とした枝も燃やしきって、ほんの一部ですが、正月前のひと仕事終えました。
一人より二人、二人より三人。当たり前ですが、例年になく楽な作業でした。
前住職は兼業だったので、この時期の柿や柚子の収穫、銀杏の皮むきは、こどものころからボクの仕事でした。今日、若が、柚子の収穫を手伝って、「楽しい!」と言っていましたが、聞けば、仕事としてしたのは初めてとのこと。こどものころ、何にも手伝わせていなかったんだなあと、ちょっと反省。
時間に追われ、余裕のないなかでする仕事は、時として辛いことがありますが、空いた時間を見繕ってする野良仕事は、無責任に楽しいところがあります。一種の贅沢ですね。
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