昼下がり、40前後の男たちが5・6人、観光地でもない町の中を、地図を片手に歩いていると、それなりに目立ちます。ちょっと怪しげです。実際、偶然出会ったIおばさんは、声を掛けても、最初なんとなく素知らぬ顔をしていました。
暑い中、そんな視線を浴びながら町を歩いたのは、岐阜別院でのサマースクールのウォークラリーの下見。
岐阜別院から岐阜公園までの恒例のコースです。
担当のU君が、地元ということで、今までになくマニアックなウォークラリーになりそうです。下見のスタッフには大ウケでした。情報を存分に公開してくれたU君に感謝。
情報・知識は広まってこそ意味があると、つくづく感じます。
コースは、旧市街。空襲の被害に遭っていない地域です。真言宗、日蓮宗、曹洞宗、黄檗宗等のお寺もおまいりしながら、金華山のふもと・岐阜公園を目指しました。
客観的にお寺をまわって、感じ入るところ多々。我が浄土真宗も含め、仏教の深刻な状況が、ヒシヒシと伝わってきます。
Mくんが、訪ねたお寺のご院さん方に、繰り返し話しかけていました。
「7月25日は、境内や本堂がこどもでいっぱいになりますから・・・。」
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『西蔵坊だより』は、 森鏡山 正蓮寺の住職の日記です。
仏教のこと、山や川や海のこと、TIBETのこと等、思いつくまま書いています。
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