今日は、青壮年会主催の境内清掃でした。
不安定な天気の中、70人ほどの方々が、本堂・書院・庫裡、境内、裏山の掃除をしてくださいました。何かと多忙な貴重な日曜日、稲刈りや村役とも重なる中、本当にご苦労さまでした。
掃除が終わったら、銀杏の木の下にテーブルを並べ、木陰で、みそ汁と混ぜご飯を食べるのが慣例です。今日は、時折雨の降るあいにくの天気だったので、お弁当にして持って帰ってもらうことになりました。
一仕事終わった後、大きく枝を広げた銀杏の木陰にみんな揃って坐り、お昼ご飯を食べるのは、なかなかいいものです。ちょっと残念でした。
一樹の陰に宿りあひ 同じ流れを掬(むす)ぶだに 別れ悲しき習いなり (平家物語)
一年の間には、一樹の下でともに過ごした方々との別れもあります。さみしいことですが、ともに仏法に遇ったお聚(なかま)でよかったと受けとめたいことです。
「一樹の陰に宿り一河の流れを汲むさえ 浅からね縁である・・・」
と、
築地本願寺・仏前結婚式のHP。
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『西蔵坊だより』は、 森鏡山 正蓮寺の住職の日記です。
仏教のこと、山や川や海のこと、TIBETのこと等、思いつくまま書いています。
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