『旗当番』は、朝、通学路に立って、集団登校してくる小学生が横断歩道を渡るとき、「交通安全」という黄色い旗を持って見守る役目です。
今日は、我が家が当番。『旗当番』に行ってきました。
通学路で唯一、信号機のある交差点で、こどもたちが来るのを待ちました。いつも、車で走り抜ける交差点ですが、視点がちがうと、全く別のもののようです。通勤を急ぐドライバーの視線を感じ、なんとなく気恥ずかしい思いでボーッと立っていました。
教区や正蓮寺のサマースクールでは、かなり有名人である個性的なTくんが、下級生を仕切ってやってきました。たくましくなったこどもをみるのは、最高です。
顔なじみなのに、なぜか神妙な顔で、挨拶をしてくるこどもたちをといっしょに、旗を揚げて、横断歩道を渡りました。
ボクは何か役に立っているんだろうかと、ちょっと疑問も感じましたが、ほんの僅かな時間、二言三言、ことばを交わしただけのことで、ボク自身はとってもいい気分になりました。
このごろ、こどもがかわいいと思うようになってきました。いいことだと思うんですが、坊守からは、「いい加減に関わっているから・・・」と一蹴されます。
世間は難しい・・・。
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『西蔵坊だより』は、 森鏡山 正蓮寺の住職の日記です。
仏教のこと、山や川や海のこと、TIBETのこと等、思いつくまま書いています。
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