黒野組仏教若婦人研修会 -暮らしの中の仏教-
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金證寺さまにて、黒野組若婦人研修会。

一年前、「暮らしの中の宗教」というテーマで、黒野組の連研を担当しました。
苦労した記憶です。
今回、また、「暮らしの中の仏教」というテーマをいただきましたが、なんか、どうも苦手です。

テーマにこだわらず、お慈悲のはなし。



ところで・・・。

法話の前に、役員さんから、
「来年からは、会の名称を、若婦人会から若女性会に改めます。」
という報告がありました。

『婦人の「婦」は、箒(ほうき)を持った女性を表しているので、差別的だ、云々。』ということが、声高に叫ばれ、「婦人」の語が「女性」と言い換えられているようです。ちょっとヒステリックな言葉狩りの様相と眺めています。

一応、気になったので、調べてみました。(netですから、キーボードとマウスを少し動かしただけですが。)

そもそも「婦」の字の右側の部分を、「箒(ほうき)」と解釈することからして誤りのようです。本来は『帚(そう)』とか『幣(ぬさ)』という神具のこと。
したがって、「婦人」に、「掃除をする女性」「服従する女性」という意味あいはないのだそうです。

なんか、トホホな結末でした。
婦人でも女性でも、会の中身を育てていただきましょうと小さな声で言いたいと思います。


いっそ、「念仏娘」「聴聞GALS」「レディース"本願寺"」「ウーマンだ!仏」なんてどう?



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b0029488_22514638.gif『西蔵坊だより』は、 森鏡山 正蓮寺の住職の日記です。
仏教のこと、山や川や海のこと、TIBETのこと等、思いつくまま書いています。
よろしければ、TopPageより、ゆっくりご覧ください。

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by e.wash-r | 2006-09-05 00:29 | おまいりにて | Comments(4)
Commented by あんこう at 2006-09-05 01:38 x
なんかねー。そんなトホホなことだったとは。でも、仮に「箒」という解釈が成り立つとしても、象徴化された次元で云々することは、賢くなった気はしてもホントに救いを実感することになるんだろーか?という気はします。
「いっそ」以下のネーミング、おちゃらけているようで(実際、爆笑してしまいました)、あんがいお慈悲が聞こえてきそうでナイスです。
Commented by つれづれ at 2006-09-06 09:13 x
教養無き○○運動教学って、そんな、もんです。
以前、運動家にそう私が指摘しますと「そういう説もあるが、問題は女性が虐げられている現実だ」という返事。
「ならば名称の問題ではないよね」というと
「・・・・・・・・」でした。

「為にする言い掛かり」みたいなことが世の中に蔓延していることに苦々しい想いを思っています。

ところで、無事岐阜にご到着ですか????(笑)
Commented by e.wash-r at 2006-09-06 18:48
仏法と称して、短絡的に言葉遣いを押しつけているとしたら、は由々しき事態ですよね。

『仮に「箒」という解釈が成り立つとしても、象徴化された次元で云々することは、賢くなった気はしてもホントに救いを実感することになるんだろーか?という気はします。』

同感です。


ネーミングの件、叱られそうになったら、助けてください。

あんこうさま。
Commented by e.wash-r at 2006-09-06 18:56
「婦人」と「女性」の件、単純に、直感的に「?」と思っていましたが、ますます「???」です。

また、多岐にわたりご教授ください。
blog・HPの更新楽しみにしております。


◆先手必勝と思っていましたが、さすがに、先攻の体力はありませんでした。

つれづれさま
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