彼岸会 -願われたいのち-

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彼岸会。
ご講師は、福井勝山の袋田晃先生です。

ただかけがえがないから尊いのではない、いかなるいのちであろうとも如来に願われているから尊いのだ。ほとけさまを抜きにしては語れない。

世間のことが、合理的に、例えば経済中心に語られることが多い風潮のなかで、法にであった日暮らしのすばらしさを熱くお取り次ぎくださいました。

最後の1席、抑揚のある感情をこめた物語、如来の慈悲の確かさの一節。
本堂が、何とも言えない緊張感でしーんと静まりかえりました。

お取り次ぎを終え、尊前で「恩徳讃」を歌われ、お聴聞の方々に一礼をされた先生に、拍手がおこりました。ボクとしては、『伝統的に、こういうときはお念仏なんやけどなあ。』と、複雑な心境でしたが、お聴聞の方々のよろこびの表現として、有り難く受けとめました。

中央仏教学院で学んでいたとき、放送関係につとめていらっしゃったY師が、
「今の世の中、たいていの場合、よろこびは拍手で表現するんですよね。」
とおっしゃっていたことを思い出しました。

早朝より、準備・接待をしてくださった役員さん、おいしいおときを作ってくださった台所のおとりもちの方々、お疲れさまでした。

お彼岸、お寺で一日過ごす楽しさを、もっともっと多くの方々に味わっていただきたいなあ。


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b0029488_22514638.gif『西蔵坊だより』は、 森鏡山 正蓮寺の住職の日記です。
仏教のこと、山や川や海のこと、TIBETのこと等、思いつくまま書いています。
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by e.wash-r | 2006-09-24 07:59 | 智慧と慈悲 | Comments(2)
Commented at 2006-09-26 09:39 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by e.wash-r at 2006-09-27 23:25
非公開コメントさま

お久しぶりです。
ご案内の法座、お聴聞にいけませんでした。残念です。
お世話方、お疲れさまでした。

拍手って結構あるものなんですか。なんとなくホッとします。
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