「松風」  -政教分離-
本願寺で永代経開闢法要のご縁にあわれたKさんが、本願寺のお供物を、当寺にお供えしてくださいました。「松風」というお菓子です。

たまたま、地域の子どもの行事があるので、おさがりとして、食べてもらうことにしました。せっかくなので、「松風」のおいわれも話すことにしています。

もし政教分離を言う人がいたら、その方にも食べてもらって口封じする作戦でいくつもり。

 
戦国時代、本願寺と織田信長は、11年間に渡って争います。当時は、今の大阪、石山に本願寺があったので、この争いを「石山戦争」とか「石山合戦」と言い習わしています。
 「亀屋陸奥」という菓子店の第3代が兵糧食として作り、本願寺へ届けたのが、「松風」の原型と言われています。戦禍の本願寺を支えたこの兵糧食は、後に「松風」と名づけられ、本願寺のお供物となったということです。


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石山戦争において、信長は、本願寺の持っていた利権を欲し、権力を奪おうとしましたが、本願寺の宗教活動そのものを否定したわけではなかったと言われています。

また、信長は、自軍の兵士の浄土真宗の信仰を許していたとも言われています。

信長には、様々な戦略上の思惑があったとは思いますが、政教分離のひとつの形として、学ぶところもあるように思います。厳密な史実の検証の上の話ではないので、想像の域を出ない部分がありますが・・・。



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b0029488_22514638.gif『西蔵坊だより』は、 森鏡山 正蓮寺の住職の日記です。
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by e.wash-r | 2006-11-01 02:28 | ようこそ正蓮寺へ | Comments(0)
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