元旦、天皇杯全日本サッカー選手権大会の決勝が終わったら、高校の同窓生が何組か集まる慣例。
昔は、仲間の家を持ち回りでやっていましたが、岐阜に土着し、元旦必ず家にいるボクのところに集まるようになって、もう20年近くなります。
配偶者・子連れ組、子どもを家に置いてのんびり組等々、人それぞれ。
来たり、来なかったり、突然の飛び入りがあったり・・・。
某甲子園常連校のコーチをしている○○くん。
年8日しかない練習のない休みの日に駆けつけて来ました。携帯の着信音も「甲子園行進曲」。春の選抜大会は前年のヒット曲で、夏は「甲子園行進曲」が、入場行進の曲なんだそうです。てっきり「栄冠は君に輝く」だと思っていましたが・・・。
「できたらここ5~6年の内に、エベレスト街道を訪ねてみたい・・・」
ボクのささやかな夢を語ると、すかさず○○くんが、
「ヒマラヤのそうじにでも行くの?野口健紹介するよ。」
と。いつものつまらない冗談だと思いましたが、
「イギリスにいたときの教え子だよ。スゴイおうちゃく坊だった。」
と、聞いてビックリ。でも、ボクがしたいのは、エベレストという野望の山の道程をほんの少し歩いてみたいというだけのことなので、野口健の紹介はお断りしました。
遅れてきた○○くんが、学校の実態を吐露。
"学校、もしくは学級というものの根本的な成立基盤が揺らいでいる。教育の場という前提のない場所での集団教育は、例えば先生の度量や努力の範疇を越えている"という結論に。
子どもの何が変わったんだろう?
高校の頃読んでいた大友克洋が、カップヌードルのCMを作っているという話になった時、○○くんが、
「そういえば、松本大洋の『
鉄コン筋クリート』が映画になった。リバーサイドモールでやってるみたいだから、観るべし。まだ観ていないけど・・・。」
と。
報恩講が終わるまでは、まだちょっと見に行けないなあ。
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『西蔵坊だより』は、 森鏡山 正蓮寺の住職の日記です。
仏教のこと、山や川や海のこと、TIBETのこと等、思いつくまま書いています。
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