六金色の吹き流しの竿 -継承-
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門前に、六金色の吹き流しを揚げるための竿があります。

15年前の平成4年、初参式の記念に立てたものです。



b0029488_08475.jpg「ちょうどいい木が山にあったので・・・」

今日、Yさんが、10メートルほどの細くて長い真っ直ぐな杉の木を持ってきてくださいました。

「お寺にちょうどいい。」

山で見つけたとき、そう直感されたのだそうです。

その後、Yさんは、一度お寺の竿の状態を見にみえ、今立っている竿が、15年ほど経って、傷んできているのを確認された上で、切り出してきてくださったのです。


彼岸会には、新しい竿に六金色の吹き流しがなびくことと思います。


今立っている竿は、15年前、Tさんが、やはり"お寺にちょうどいい"といって山から切り出し、軽トラックで引きずって届けてくださったものです。月並みな言い方ですが、雨の日も風の日も、ほんとうにご苦労様でした。


時を経て、役目を終えていく竿への感傷はありますが、次に引き継ぐ以上、新しい竿に全託することが、ボクたちに唯一できることであり、それが敬意であり感謝であり、そして礼儀なんだろうと思っています。

簡単そうで、なかなかできないことですが・・・。





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b0029488_22514638.gif『西蔵坊だより』は、 森鏡山 正蓮寺の住職の日記です。
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by e.wash-r | 2007-03-08 00:19 | ようこそ正蓮寺へ | Comments(0)
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