布施 -三輪清浄-
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○○月○○日、○○という葬儀場で、引き上げの初七日を勤め、その後会食。

○○家の親戚の方々との会話。

ボク:「○○さんの村は、まだまだ自宅で葬儀ですよねえ。」
○○:「最近、葬儀場が増えてきたよ。楽やで。」
ボク:「田舎も変わってきてるんですねえ。」
○○:「でも、お金がいるわなあ。家でやれば坊さんのお布施だけやで。」
ボク:「・・・。」
○○:「わしらは○○宗やで、本願寺とちがってお布施も高いけど。」
ボク:「へぇー、そうなんですか。(ワザとそう言いました。)」
○○:「わしらは、葬儀の日のお斎のときに、坊さんにお布施を渡すことになっとるや。」
ボク:「へぇー、そうなんですか。(初耳。)」
○○:「導師○○円、他の坊さん○○円、合計○○円と示された通りに準備しなあかん。」
ボク:「へぇー、そうなんですか。(本当にそう思いました。)」

「代金」のようにお布施の額だけが踊っている会話しかできませんでした。


この頃、お布施の額をどうしたらいいか尋ねられることが多いです。でも「布施(財施)」ということについて、なかなかうまく伝えられません。どうやってこの場を切り抜けようかと必死になっているというのが現状です。ボク自身が「布施」としてお預かりしていないのかも・・・。


昔、柳ヶ瀬の花屋さんでSさんといっしょに花束を買おうとしたときのこと。

ボクたち:「花束を作ってください。」
花屋さん:「どんなのにしましょうか。」
ボクたち:「花束買ったことがないんで、わからないんやけど。」
花屋さん:「いくらくらいのがいいんですかねえ。」
ボクたち:「それもわからないんやけど。いくらくらいがいいんですかねえ。」
花屋さん:「尋ねられたら答えるけど、高くなるよ。」
ボクたち:「あっ、その言い方、お布施の額を尋ねられたときに使えるっ!」


なんか、「布施」とはほど遠い話になってしまいました。
品がないと批判されたら、軟弱に削除するかも。





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by e.wash-r | 2007-09-13 00:09 | そらごと、たはごと | Comments(2)
Commented by rindow at 2007-09-13 02:08 x
亡くなられた富山のZ巧寺の前住職さんと、永○輔氏のとの対談で、お布施について触れられていた事を思い出しました。よく尋ねられるんですよね。

「檀家さんからお布施の額について問われたら?」
「布施とは六波羅蜜の第一番目の行で、慳貪(けんどん=だしおしみする心)を退治するための尊い行い。誰しも出し惜しみする心は持っている。だからそれを退治するには、ちょっと出しすぎたかな~と思えるくらいににお包みすれば丁度良い」ですって。

あくまで聞いた話として、自坊の法話で紹介したのですが、身内からやはり「聞きづらかった」と言われてしまいました。
でも、今日のブログ、削除なさらないで下さい。
花屋さんでの会話、時々パクらせて頂く事のごお許しも頂きたいです。
Commented by e.wash-r at 2007-09-16 00:20
お布施の話は難しいですね。
何より自分自身が清浄でないわけですから。

花屋さんでの会話のこと、利用していただけるなら、うれしいです。


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