その日ばかりの命 -ヒバカリに遇う-

800年前、多くの念仏者が、死罪を含め重い刑に処されました。『承元の法難』(1207年)といわれる念仏弾圧です。このとき、法然上人は讃岐へ、親鸞さまは越後への流罪の刑を受けておられます。

宗教弾圧、念仏禁止という法難ではありますが、例えば越後の方々からすると、親鸞さまがお念仏を伝えてくださった法縁でもあるです。

一般的には「法難800年」の行事が行われる中、新潟の国府別院では、「親鸞聖人越後伝道八百年法要」がおつとまりになったのだそうです。【住職つれづれ日記】で知りました。

例えば、「解放軍」が「侵攻」するというような状況も、ある意味よく似た構造です。

「その日ばかりの命」といった場合も、どう受けとめるかはその主体者次第です。



その日ばかりの命 -ヒバカリに遇う-_b0029488_9255371.jpg




さて、【ヒバカリ】というヘビがいます。





"噛まれると、その日ばかりの命"というのが、その名の由来だそうです。





でも、ほんとうは無毒でおとなしいヘビらしいです。





法務から帰ってくると、勝手口の床で「ヒバカリ」が乱れたとぐろを巻いていました。





首筋の白い模様が特徴です。





無毒でおとなしいということですが、黒い体色がそれなりの迫力です。





しばらくニラメッコをしました。





笑うと負けです。





微笑んだボクの負けかも。





一見強そうですが、かわいらしいお客さまの侵入でした。





ようこそ ようこそ





その日ばかりの命 -ヒバカリに遇う-_b0029488_9263374.jpg






                    【 1年前の今日のblog
                    【 2年前の今日のblog
                    【 3年前の今日のblog







..................................................................................................................

 よ う こ そ 『 西 蔵 坊 だ よ り 』 へ

その日ばかりの命 -ヒバカリに遇う-_b0029488_22514638.gif『西蔵坊だより』は、 森鏡山 正蓮寺の住職の日記です。
仏教のこと、山や川や海のこと、TIBETのこと等、思いつくまま書いています。
よろしければ、TopPageより、ゆっくりご覧ください。

                    『西蔵坊だより』TopPage

by e.wash-r | 2007-11-02 08:24 | ようこそ正蓮寺へ | Comments(0)
<< 飛行船 佛足石と無量寿経のご文 >>