経本を扱う作法・礼儀などについてひとこと
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念珠や式章などの法具や経本を扱う作法は、ほとけさまへの感謝や讃仰のすがたのひとつです。"そうしなければならない"という強制や条件ではありませんが、大切にしたいことだと思っています。

経本を大切に丁寧に扱うということに関しては、例えば両手で持つ、開くときににいただくという作法があります。また、経本の上にモノを置かない、経本を粗末に直接床に置いたりしないというのも礼儀とされています。

当寺の場合、ご法事は、三部経の本をお配りして一緒におつとめします。お配りしたお経の本の扱いの作法を、しっかりお伝えすることができるといいのですが、今まで躊躇していました。畳の上に直接お経の本が置かれていたりするのを見たら、その場で一言、扱い方をお知らせするべきだとは思うのですが、その一言が言えないでいました。

おおかたの場合、「お経さんは、床に直接置かないようにしましょう。」と言われても、現実的には、置く場所がないからです。

そんなこんなの葛藤が続いているだけでは、意味がないので、それならお経さんの置き場所をつくればいいじゃん!ということになりました。

お経さんを、1冊ずつ「経本袋」に入れて持っていくことにしたのです。オークションで手に入れた金襴(ウソの?)で、経本を入れる袋を縫ってもらいました。おつとめの合間、お経さんを置かなければならないときは、この袋の上に置いてもらうという塩梅です。

これで、「お経さんは、大切にお扱いしましょう。」と言えそうです。ちゃんとお経さんの居場所があるわけですから・・・。



ただ、チョット気になるコトも。

経本入れの生地、御文章さんの表紙の金襴とと同じなんです。なんか御文章さんを床に置いているような気もして・・・。


"丁寧"って、複雑で難しいですね。





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b0029488_22514638.gif『西蔵坊だより』は、 森鏡山 正蓮寺の住職の日記です。
仏教のこと、山や川や海のこと、TIBETのこと等、思いつくまま書いています。
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by e.wash-r | 2008-02-13 23:01 | ようこそ正蓮寺へ | Comments(1)
Commented by renge at 2008-02-16 15:28 x
戴いたお経本、むき出しなのはちょっと。

と、学生時代のようにカバーを掛けたらどうなのかしら?と思っていました。
な~るほど、そういう方法もあるのですね^^。
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