香光殿 -改修か改築か-
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岐阜別院に香光殿という建物があります。

間口十間、奥行十一間、建坪百十坪の香光殿は、京都本願寺の布教と聞法の道場である前総会所(明治31年建立)を昭和34(1959)年に譲渡、移築されたもので、昭和52(1977)年内部を改修され結婚式、葬儀、各種研修、会合等に利用されている。

                                 岐阜別院HPより


黒野組住職会で、老朽化した香光殿をどうするのかという話し合いが行われました。

・老朽化した香光殿をを修復するかどうか。
・教化センターとして改築するかどうか。

の意見集約ということですが、出てきた意見は、

・どう使うかというビジョンが必要
・改修か改築かは効率の問題
・ご門徒さん方の理解と同意
・性急な進め方より慎重な討議を

というようなものでした。



ボクとしては、会議や総会や研修という名の何かをする施設はもう要らないのではないかと思っています。そういうことは、少ない方がいいし、その気ならどこでもできるわけですから。

立派な本堂と庫裡があるので、あとは、使いやすい調理場と勝手、トイレ、十分な収納と格納庫(部屋)、そして畳の大広間があれば十分だと思います。できるなら、ボクの好みとしては、宗教的な景観をともなって・・・。

それで足りないほどご教化が盛んになったら、その時は自然に何とかしようという機運になるだろうと・・・。

つまり、現実を考えると、カッコイイことを言わせてもらえば、今、一寺の住職としてつとめることが、そのままご門徒さんの新しい別院への思いと喜捨に繋がっていくと思うワケです。

自分が住職としてすることは何かということが、問われることになるんでしょうねえ。

ほんとうは、今、香光殿を十分に使い切っていないという現実と、将来、(改修または改築された)施設を使い切るという自信のなさがツライ話であるわけです。

ほんとうは、ご門徒さんへの懇志の依頼がツライ話ではなくて、自坊で住職の責務を果たし切れていない現実がツライ話であるわけです。

お寺のことは、おみのりがあれば、なんとかなるさとのんきに言いたいんです。
ボクの誕生日なので・・・。





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by e.wash-r | 2008-05-20 00:59 | 智慧と慈悲 | Comments(0)
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