雑木林の紅葉
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紅葉も終わりに近づいてきました。


江戸時代以降、里山の木は燃料として切り出され、その二次林として育ったのがアカマツの林だったと聞いています。

アカマツの林は、松茸を育み、当地の里山は松茸山として一時代を築きました。

  伊勢湾台風による山の荒廃。
  灌木の繁茂。
  アカマツの寿命。
  松食い虫の被害。

様々な要因が重なり、アカマツの林は急激に消滅し、今はそこを落葉樹の若い雑木林が覆っています。

松茸は採れなくなったそうですが、昔の松茸山の春の新緑と初冬の紅葉は、年々その深みを増しているように思います。


北海道のお客さまに、『昔の山は、松茸を踏まずに歩くことが難しかったそうですよ。』と、当地のお年寄りの口癖のような話をすると、『北海道の川も、昔は、サケが上ってくると棒を入れても倒れないほどだったさ。』と。


お国自慢も昔話となりにけり。





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by e.wash-r | 2008-12-02 23:51 | ふるさと | Comments(0)
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