おあつめ -除夜会のぜんざいの小豆-
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地元のお取り越し。

 「報恩講のお斎に添えるキクイモの醤油漬けが漬かったら持っていくね。」とYさん。
 「この小豆、除夜の鐘のおぜんざいに使って」とSさん。

お仏事は、こうして勤まっています。


昔は、年末に『おあつめ』という習慣がありました。報恩講のお斎に使う食材などを、村を廻って役員さんや当番さんが集められるのです。

ある程度村ごとに集めるものが決まっていたように思います。お米・もち米・白菜・大根などなど。薪も集めてみえたのを憶えています。

朝から各村を回り、お寺で帳面をつけて、『おあつめ』は終わります。そのあと、庫裡で、ボチボチ昼食を食べるのが習い。なぜか、おかずは「イワシの塩焼き」と決まっていました。

報恩の講を勤めるということからすると、有り難い習慣だったと思います。

その『おあつめ』がなくなったことには、それなりの理由があったのですが、できることなら残って欲しかったとすこしさみしく思っています。


単なる懐古主義ということではなくて、主旨に叶って、復活しないかなあ。
最近よく使われる"モチベーション"って、こういうことですよねえ。





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by e.wash-r | 2008-12-03 22:48 | おまいりにて | Comments(0)
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