2006年 01月 03日 ( 1 )
お華束盛り
毎年1月2日の夜は、報恩講のお華束盛りです。

12月30日につくったお華束は、重しをかけて、同じ厚みにした後、密閉して冷所において乾きすぎないようにしておきました。

今日は、きれいに揃ったお華束を、串に刺して盛り、彩色をしました。
何人もの手間と時間をかけた報恩講のお供えです。

b0029488_0561587.jpgお華束を竹串に刺す。
お華束が固く、割れやすい。
b0029488_0583182.jpgあまり割れるのでドリルの登場。
大工さんのMさんとKさんが大活躍。

b0029488_103869.jpg彩色作業。
オーソドックスな斜め渦巻き。
b0029488_12618.jpg菱形の文様。
毎年、微妙にちがっている。
b0029488_132258.jpg完成は深夜。
みんなで夜食を食べるのが慣わし。


当西蔵坊正蓮寺には、地元に門徒さんがありません。一番近くても、約1Km離れた在所からおまいりやおとりもちにいらっしゃいます。

今は車で便利になりましたが、昔は、何一つするにも、ご門徒の方々は、時間をかけて遠方から歩いていらっしました。

こんな状況ですので、人寄りがあるときは、食事を振る舞うというのが当寺の習慣で、今も、できる限りその伝統を守っています。時間に追われる日暮らしのなかで、みなさん遠慮をされ、そういう習慣はやめようという意見もありますが、かたくなにつづけています。

十分なことはできませんし、いつまでできるかわかりませんが、合理性とは縁遠くとも、ほとけさまのことなんだから、こういう習わしもあっていいと思っています。

たびたびの食事の準備等、坊守やこどもたちは、よくやっていると思います。と、新年なので、お年玉のかわりに、ちょっとほめておだててておくことにします。

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by e.wash-r | 2006-01-03 01:28 | ようこそ正蓮寺へ | Comments(0)