2006年 07月 20日 ( 1 )
雨季
蓮の葉
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激しい雨のあと、前線が下がったのか、一気に青い空が広がりました。
前線が、もう一度頭の上を越えていけば、いよいよ夏ということになるのでしょう。

ヒグラシが鳴きはじめました。
ニイニイゼミも鳴いています。

昨夜は、どしゃ降りの音を聞きながら、A地区のおじょうはん。
おつとめのあと、自然と、30年前の『9・12豪雨』の話にになりました。

A地区は、土石流にみまわれ、山の中腹の集落にもかかわらず、床下・床上の浸水、土砂の流入があったところです。

犬が鳴き、縁の下から水が吹いてきた。
おじいさんは、山が抜けるかも知れんと言った。
台所で、おじいさんが、悠然とごはんを食べ始めた。
今のうちにしっかり食べとかんとこの先どうなるかわからん・・・と。
おじいさんひとりが残って、こどもを抱いて避難した。
道が川になっていた。
大きな岩が流れてくるゴロゴロという音が怖かった。
プーンと強い檜のにおいがしていた。
山の檜の幹が、土砂に削られていたんだと思う。

避難した小学校のグランドまで水が来ていた。
田んぼはみんな泥水の下で、向こうの山まで一面海だった。
水から頭を出した木の上は、ネズミやヘビでいっぱいだった。


一面が水浸しになる雨季。
おしゃかさまは、確かな依りどころとなる場所を「法」を譬えられたという話を読んだ(聞いた)ことがあります。

被害続出との報道。
何もできませんが、ボクたちの村は、30年前の災害を引きづりつつも、それでも何とかやっているということはお伝えできます。


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by e.wash-r | 2006-07-20 00:56 | おまいりにて | Comments(0)