2006年 08月 07日 ( 1 )
お墓そうじ
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毎年、8月の第一日曜は、お墓そうじです。

当正蓮寺裏山のお墓ばかりでなく、あちこちの在所で、それぞれにお墓そうじが行われています。

今は、火葬が多くなりましたが、当地は土葬の習慣の地域です。
墓地は、埋葬の場所であり、亡骸が埋葬された場所には、石碑ではなく法名を書いた檜の墓標が立っています。

土葬の墓地の場合、原則として埋葬場所を私有し囲い込むことをしません。全体が共同の墓であり埋葬地なのです。

そこには、限られた墓所に土葬するための、おおよそ次のようなルールがあります。埋葬場所に檜の墓標を立て、そこを墓とするのですが、それは、その墓標が朽ちて倒れるまでという習わしです。別の言い方をすると、墓標が朽ちたら、以降、そこはふたたび誰かの埋葬場所となります。そこに、誰が埋葬してもいいのです。

当寺の裏山は、土葬の墓地ではありません。土葬の習慣の村の方々や、町に出た方々が、石碑を建ててみえるのです。多くの方々はにとっては、もうひとつの墓所であるわけです。

村のお墓そうじは、おおよそ早朝です。重なることを避けて、当山のお墓そうじは、夕刻5時からということになっています。今年、ボクは、法務が重なり、その時間、寺を空けていました。午後7時すぎ、きれいに掃除された裏山に行ってきました。

昔はほとんど見かけなかった赤い提灯が、いくつかのお墓に建ててありました。変わりそうにない感じのするお墓についての習慣も、すこしづつ変わってきています。



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by e.wash-r | 2006-08-07 12:31 | ようこそ正蓮寺へ | Comments(0)