2007年 07月 14日 ( 1 )
お盆やし・・・  -T家の流儀-
b0029488_0565023.jpg


元来は、和暦の7月15日の前後がお盆。

太陽暦が採用され、7月と8月のお盆、いわゆる新盆・旧盆という言い方ができたようですが、どちらが「新」でどちらが「旧」なのか、考えれば考えるほど混乱します。

特にこだわらないのであれば、「7月盆」「8月盆」というのがわかりやすくていいのではと。


さて、今晩のT家のおじょうはん(月忌まいり)での会話。


「来月は、他所での法要が重なったので、日にちを変更してもらいたいのですが・・・」

「お盆やし、お休みにしてください。ご院さん、また9月におねがいします。」


"お盆だから、おまいりをなしにする"ということに、違和感を感じる方が多いのではないかと思います。普通は、"お盆だからおまいりする"のではないだろうかと・・・。

T家が、仏さまをないがしろにしているということではないのです。T家は、「お取り越し」や「おじょうはん」をいつも家族揃ってつとめられ、お寺にもよく参られる篤信の家庭です。ただ、「盆経」という習わしがないというだけのことなのです。

当地(本願寺門徒)には、「盆経」の習わしがほとんどありません。お盆は、正月や祭り同様、親戚が集まり、家族でのんびり過ごすときなのです。みんなで、お仏壇やお墓におまいりされますが、"ご院さんがおまいりに来る日"ではないのです。

もちろん、お盆や正月は親戚が集まるから、その時にご院さんとおつとめをするという家庭もあります。でもそれは、土地の習わしではなく当家の流儀なのです。

ボクたちは、何か決まった「お盆」というカタチがあるかのように錯覚しています。
例えば、無秩序に流れるマスコミの情報の通りに演じれば、それが「お盆」なのだと・・・。

賛嘆のすがたなのだから、信仰には、当家の流儀があっていいと思うのです。


自己主張になりがちではありますが・・・。





                    【 1年前の今日のblog
                    【 2年前の今日のblog

More  『西蔵坊だより』へようこそ
by e.wash-r | 2007-07-14 00:58 | おまいりにて | Comments(0)