2017年 08月 30日 ( 1 )
女子は全員地獄行き!? ー奈良国立博物館『源信』展ー
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M師のはからいで、有志7人と懐かしの奈良エクスプレス。今回は、三木先生の勉強会ではなく、奈良国立博物館の『地獄・浄土への扉 源信』展へ。

2時間たっぷり拝観。いっしょに回ったO師の解説もあり、ありがたい時間でした。

「地獄」を特集したミュージアムショップで、何よりボクの目に止まったのは『地獄探訪』という本。

『女子は全員地獄行き!?』というコピーに釘付け。

ほんとに、女子が全部地獄へ行ってしまったら、男は浄土願わんやろ!と思うわけであります。が、実際は、なんとなく、みんな、まあまあそんなに心配しなさるな、みたいな雰囲気があり・・・。

浄土信仰、ほとけさまの救いということは、やっぱり日本の風土にしっかり根付いているんだろうなあ、と思うわけです。


16世紀以降、フランシスコ・ザビエルに代表される来日した宣教師は、一様に布教に手こずったと言われています。

当時の日本人に、キリスト教の信仰・救いを説くと、「では、キリスト教の信仰に遇えなかった先祖はどうなるのか?」という問いが出てくる。教えの上の答えは「地獄行き」。すると、「先祖が地獄なら、わしも地獄でいい。」、「なんで、先祖は救ってくれないんだ。」ということになるらしいのです。

ザビエルは、「日本は魔境や!かなわん!」みたいなことを言っていたとか、いなかったとか。

そう思うと、「地獄は一定すみかぞかし」、どう考えても地獄行ききやよね、というボクたちを迎えてくださるほとけさまがいらっしゃる、準備してくださったお浄土がある、ということの尊さ、ありがたさ。

『女子は全員地獄行き!?』なんだけど、ボクも当然地獄行きなんだけど、それはそうなんだけど、ボクたちともかくなんとか生きているよね、みたいな・・・。

そんなことを思った奈良行きでした。


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by e.wash-r | 2017-08-30 23:56 | 遊びをせんとや生れけむ | Comments(0)