2017年 09月 07日 ( 1 )
名残とつくろい
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茶人でもなく、望んだわけでもありませんが、お茶三昧の一日。


午前、おまいりから帰ってきたらオトナの茶事。覗いただけ。
午後は、おまいり先にて。


以下、今日、Tさんに教えてもらったこと。
お茶の常識らしいです。ボクは知りませんでした。

初夏に摘まれ、茶壺に入れられた茶葉は、11月に壺からだして抹茶になります。このお茶(抹茶)を「新茶」と言うのだそうです。この「新茶」に対し、9月、10月のお茶(抹茶)を「古茶」と言うそうです。

「新茶」の季節の前、残りの「古茶」をいただく時節を『名残』と言い、とくに詫た風情を楽しむのだそうです。直し直し大切にしてきた道具を用いたりして・・・。このことを『つくろい』と言うそうです。

道具を大切に使うということ、いいですね。もったいないということではなく、愛着と言うか愛でるというか。

そんな話を伺ったあと、夏のお菓子「琥珀糖」。

季節を先取りすることを「粋」、季節外れ(遅れ)は「しみったれ」というのが世間。

しかしながら、季節遅れの「琥珀糖」も、『名残』となれば、しみじみ、というのが楽しみ方のようです。

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『つくろい』の道具をあれこれ見せていただきました。


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東大寺修復の折、寄進者への御礼の品として古材で作られた銘々皿。

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旧家の風雨に晒された板塀を、鎹(かすがい)で締めた茶板。

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銀(金が多いが)継ぎの花器。




まだまだ、ミンミンゼミもツクツクボウシも鳴いています。
名残の蝉というのも、風情のうちみたいですね。

以上、今日聞いた茶の楽しみ。
楽しむか楽しまないかは自由。

ボクは、楽しむのもいいなあ派。




                    
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by e.wash-r | 2017-09-07 23:44 | 遊びをせんとや生れけむ | Comments(0)