2018年 01月 10日 ( 1 )
20年で50倍
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某研修会へ。

昨年、法務省が公表した犯罪白書より、『少年犯罪が減少傾向にあるのに対し、高齢者の犯罪は著しく増加しており、「暴行」は20年前のおおよそ50倍になっている・・・』というお話し。

お話しの主旨は、少年犯罪が減少傾向にあることの意義をのべられたものでしたが、「20年で50倍」という高齢者の暴行の増加に気をとられてしまいました。

高齢者人口の増加等、考慮しなければならない要素があるにしても、「20年で50倍」という増加の値は、すごいと思います。毎年、約20~25%の増加という計算です。


犯罪について言及する立場にありませんが、この20年で世の中の何かが大きく変わったということについては、少し愚見を述べたいと思います。


確実に言えることは、

・高齢者が増えた。

そして、想像ですが、

・「暴行」の定義が変わった。
・「暴行」への寛容の度合いが変わった。

個人的には、単純に、

・暴行を生むトリガーの多い世の中になったのではない。
・高齢者の人間性が変わったのではない。

と思います。世間や人間は、そもそも暴力性を秘めているので・・・。


『「暴行」についての意識環境が変わった。』のではないかというのが、ボクの考えです。

いい意味で、暴力を許さない社会になった。良くも悪くも、暴力に敏感になった。ボクは、そういうことのような気がするのです。

ボクの愚見を前提にしての話ですが、気になるのは、その意識の変化が20年で50倍という急激なものであることです。決して暴力を肯定しませんが、正義が急激に台頭するときって、なんとなく危ういですよね。

少なくともボクは、そういう世相は、生きづらいような気がするのです。

「20年で50倍」。異常な値だと思います。



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by e.wash-r | 2018-01-10 02:59 | そらごと、たはごと | Comments(0)