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奈良へ  -念仏EXPRESS-
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三木照国先生の講義を聴きに、奈良におよそ月に1回通っています。通い始めたのは、黒野あそか苑の補助金不正受給事件が明るみに出た頃だったように記憶しています。もう、7~8年経ったことになります。

すでに何年も通ってみえたS師とS氏に誘っていただいて以降、ほぼ毎月、楽しく通っています。

岐阜を午後4時に集合・出発して、大垣経由で名神高速道路・京滋バイパス・京奈和道を走っておよそ3時間、大和郡山のコンビニで虫押さえをして、先生のお寺へ。当地奈良の法友といっしょに2時間、三木先生のパワーをいただいたら(S師いわく)、再び岐阜会へ。

それなりにハードな日程ですが、「なぜ行くの?」と問われたら「楽しいから!」としか言いようがないほど楽しみに通っています。

帰途、「なんか、お好み焼きが食べたいねえ。」の一言。知らない土地で、午後10時すぎのお好み焼き屋さん探しは困難を極めましたが、あきらめかけた頃、偶然、深夜営業の巨大お好み焼き屋さんを発見。
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すっかりくつろいでしまい、岐阜に帰ったのは午前3時すぎでした。


反省

1、「お好み焼き」と「講義」のお味わいが伝えられなくて、スイマセン。
2、1ヶ月前、「毎月29日はお精進」宣言をしたのに、いきなり破ってしまってゴメンナサイ。
by e.wash-r | 2004-11-30 23:59 | 遊びをせんとや生れけむ | Comments(0)
日曜学校はじめました
突然ですが、日曜学校はじめました。

11月26日の深夜、思うところあって、とにかくはじめようと決意。
今まで、悶々としていたものが少し吹っ切れました。

「明日の朝、8時から日曜学校をはじめようと思う。とりあえず、うちの子だけでも・・・。」
11月27日の朝、そう坊守に伝え準備完了。

11月28日、ほんの少しだけ張り切っているボクを、長女は醒めた目で眺め、長男と次女は、起きても来ません。

全くその気のない3人をせかせている最中に電話がかかってきました。
「お嫁さん、8時頃にはみえるらしいよ。」

今日は、村の内のD君の結婚式でもあります。新婦は、まず当家に入り、仏さまにおまいりした後、新郎といっしょに結婚式・披露宴会場に向かうというのがこの頃の習わしです。村の人は、お嫁さんを見に集まり、このとき嫁入りの祝いの菓子が配られるのです。昔は配るのではなく、まいたものですが、この頃はみんな上品になりました。
D君、おめでとう。
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けだるそうにしていたこどもたちは、俄然元気になり、坊守も、
「お嫁さんを選ぶ。」
といって、みんなでお嫁入りを見に行ってしまいました。

9時少し前まで待ちましたが、誰も帰ってきません。人だかりのD君の家の脇で、カメラをもって楽しそうにしている坊守を見つけ、
「帰ってから、みんなでおまいりだけでもしておくように・・・。」
と哀願し、ぼくはおまいりに。

お嫁さんを見送ったあと、坊守と長男・次女の3人でおまいりをしたそうです。長女はどこかへ消えたみたいで、次回からの参加者増の余地を残してくれました。

正蓮寺日曜学校は、住職不在のままこうして始まりました。
11月28日、旧歴では親鸞聖人の命日、境内は銀杏で黄色に染まっています。
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by e.wash-r | 2004-11-29 00:01 | ようこそ正蓮寺へ | Comments(2)
ゆず
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ゆずがきれいに色づきました。
真っ青な空にいっそう黄色が映えます。


拙寺に伝わる?ゆずの変わった使い方です。


◆ゆずの棘
膿を出すとき、トゲを抜くときに使うといいらしい。
何度刺した(刺された)ことか。

◆ゆずの種
煎じて飲むと、母乳がよくでるらしい。
試しに飲んだが、とても苦い。ボクの場合、効果はなかった。

◆その他
文章を書くのが辛いとき、ネタするのもいいらしい。

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by e.wash-r | 2004-11-28 00:01 | そらごと、たはごと | Comments(0)
なむコール  -テレホン法話録音会-
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「南無こーる」は、1週間ごとに配信されているテレホン法話で、有志によって10年以上20年以上前から続いています。

新参者の部類に入るボクには、黎明期のことはわかりませんが、新しく何かが始まったわけですから、その頃のエネルギーは相当のものだったのだろうと想像しています。

今、テレホン法話は伝道のひとつとして、淡々と続いています。

ボクたち僧侶は、時流に乗って脚光を浴びる活動に価値を求めているわけではないので、この淡々と続くこと・スタンダードであることは、ある意味究極の姿なのかも知れません。(現状に満足しているという意味ではありません。)

この忙しい時期に、風のように集まり、おおいに楽しんで、風のように去ってゆくご院さんがたは、むちゃくちゃカッコイイのです。
・・・と、テレホン法話事務局のボクとしては、今後の円滑な運営のために、自画自賛しておきます。
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テレホン法話「南無こーる」は、

正尊寺さんのHPの「今週の法話」・「法話履歴」で、

読むことも聞くこともできます。


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by e.wash-r | 2004-11-27 03:41 | Photo only | Comments(2)
ようこそ ようこそ
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今日は、普段あんまりしたことのない本堂の掃除と境内の掃除をしました。ただし、自ら率先してしたわけではなく、たまたま、ボクしかいなく、さらに、10時から、本堂でおつとめの予定があったからです。境内の真ん中にある銀杏が散り始め、門前と参道を掃くだけで、ひと汗かきました。

今日おまいりにみえた3人のご門徒さんには、それぞれの事情があり、家でお取り越しを一人きりでつとめるなら、そろってお寺へ行こうということになったのだそうです。

今年のお取り越しは、「報恩講の報恩ということ」についてお取り次ぎしています。今日は、時間の制約がなかったので、膝をつき合わせて、ゆっくりお話しをさせていただきました。そのあとは、お茶を飲みながら本堂で日向ぼっこ。

こんな風に門徒さんと過ごすことって、ありそうであんまりないなあ・・・。

3人の門徒さんは、峠越えなら6Km、里をまわると10Kmはある道のりを歩いて帰るとといわれます。それも楽しいだろうなあとも思いましたが、送っていくことにしました。

「おじいさんは、いつも自転車でおまいりに来てくださった。・・・」とMさん。
「昔はこの峠を歩いてお寺へ行った。恐ろしいようなところだった。・・・」とSさん。

あらためて気づいたのですが、門徒さんと僧侶とは、お互いそれぞれの仏さまに会いに、行ったり来たりする関係ということのようです。

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by e.wash-r | 2004-11-26 00:01 | ようこそ正蓮寺へ | Comments(0)
報恩の講をつとめる
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明治24年の濃尾震災で、濃尾平野北縁の当地は未曾有の被害に遭っています。お寺も例外ではなく、広範囲にわたって多くの建造物が倒壊したそうです。

困難の中、今は消えてしまいましたが黒野別院をはじめ多くの本堂が、倒壊した建物の材料を刻み直して再建されたそうです。K寺さんの本堂のその一つでしたが、建て直しから130年経って、今、新しい本堂の建築が始まっています。

b0029488_0432065.jpg1年前の今日、そのK寺さんで、旧本堂では最後の報恩講がつとめられましたが、今日は、庫裡でのおつとめです。本堂のない基礎工事中の境内は、ちょっと寂しい感じですが、駐車場に設けられた仮のおとき場は、ほのぼのといい感じです。庫裡はおまいりの人でいっぱいでした。

本堂再建という大事業の中での報恩講の準備は、ご院さんも門徒の方々も大変だったことと思います。有り難い報恩講でした。

Photo: 上・K寺旧本堂(2003/11/24)  下・庫裡での報恩講(2004/11/24)
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報恩講に限ったことではありませんが、理由をつけて仏事をつとめないことなど簡単なことでしょう。やめればそれで済んでしまうことなのですから。それでもやっぱりつとめるところに、理屈では語れない、お寺の意味があると思うのです。

上記の文(意)は、酔っぱらったS師の話の受け売りです。限界を超えて、それでも楽しくつとめていらっしゃるS師の姿勢に敬服・共感しつつ・・・。

酔っていてもいなくても、そう思うのです。

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by e.wash-r | 2004-11-25 00:38 | おまいりにて | Comments(0)
樺太だより
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我が岩利・字本郷は、戸数25件の村です。その内、本願寺門徒は1件、ほかは臨済宗妙心寺派の成功院さんと臨済宗の檀家さんです。本郷で唯一のご門徒のSさんは、ボクが普通に歩いておまいりに行くことがでいる唯一の家と言えます。

今日は、Sさんのご法事、天気もよく、ボクは300メートルほどを楽しく歩いておまいりに行きました。

Sさん家のお仏壇は、お東さんの様式です。Sさんが元々は愛知県のお東さんのご門徒だったからです。戦後、樺太から引き上げてみえて、岩利・本郷の地に住まわれ、今は当寺と仏さまの縁を結んでいらっしゃるのです。

お母さんの3回忌のおつとめの後、おときをいただきながら、樺太の話を伺いまいた。樺太へ行くことになったいきさつ、樺太での開拓のこと、樺太の生活、旧ソ連の方々のこと、捕虜としての暮らし、その他諸々、日本の近代史の一面を、生々しく聞かせていただきました。

日本の近代について、樺太開拓の歴史について等、もう少し勉強理解した上で、今日伺ったことを、歴史の生きた証言として、間違いなく書き残せたらいいなあと思います。

「開墾地は近くばかりではなかったので、仕事の帰りが夜遅くなることも多かった。そんなとき、こどもは誰彼の子ということなく、みんなのこどもとして、誰もが我が子のようにご飯を食べさせ世話をした。・・・」 -Sさんのお話より-

60年も前の樺太の出来事が、仏さまのご縁を通して、今、伝えられたのだとと思うと、有り難くしてであったとしか言いようのない不思議な感動でいっぱいです。

Photo:岩利・字本郷全景

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by e.wash-r | 2004-11-24 00:01 | おまいりにて | Comments(0)
お講汁 -滋賀湖北地方の報恩講おあさじ-
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滋賀・湖北、鳥羽上のj寺さんの報恩講におまいりしました。鳥羽上は良質の松の梁材の産地として有名なところです。材木の村らしく、j寺さんの周りの古い家屋は重厚で、柱や破風に塗られた赤いベンガラが独特の雰囲気を醸し出していました。

寺川先生が御法話の中で「梁塵秘抄」の歌謡の話をされました。夜の古い本堂で、梁の産地・鳥羽上という土地柄に、何とも言えない歴史を感じながら、梁の上に積もった塵をもふるわす仏さまの慈悲をお聴聞しました。

j寺さんは報恩講のおあさじに「お講汁」というみそ汁を食べる習慣なのだそうです。ご門徒の方々が作られたカブラを、お椀一杯分くらいの大きさに切り、アゲといっしょにみそで煮込んだのが、j寺さん風のお講汁です。

「今晩泊まって、明日のおあさじにおまいりしてくださったら、食べられますよ。」
そうおっしゃるご住職の甘い誘いに乗ってしまうのもいいかなとも思います。でも、どう考えても、岐阜のおまいりに間に合いそうもなく、またいつかの楽しみということにしました。

謀ったわけではないですが、お寺に帰ったのは、午前3時すぎ、人の音せぬ暁でした。

ほとけはつねに いませども、うつつならぬぞ あわれなる、
ひとのおとせぬ あかつきに、ほのかにゆめに みえたまう
-梁塵秘抄-

by e.wash-r | 2004-11-23 23:42 | 智慧と慈悲 | Comments(2)
初夜礼讃
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京都で勉学をともにした仲間は、今どうしているんだろうと、時々懐かしく思いを巡らしたりします。たぶん、みんな同じように試行錯誤しながらがんばっているんだろうなと、勝手に想像し、悦に入ったりしています。

中央仏教学院を卒業するとき、S氏・R氏と、「報恩講のおまいり合いをしよう。」と相談しました。『お初夜に「礼讃」をつとめ、御伝鈔を拝読する』という、昔ながらの真宗の報恩講のひとつのパターンをお互い協力してつとめようということになったのです。

当寺の場合、お初夜のおつとめは、随分長いことつとめていませんでしたので、復活したということになります。再開してから10年以上、おまいりの多少に関わらず、とにかく続けておつとめできていることについて、法友には感謝しています。

先日はR氏のお寺の報恩講におまいりしてきました。ボクが導師をさせていただきました。「初夜礼讃」の途中、経本をめくりすぎて、1ページというか2ページというか、そっくりとばしてしまいました。読みながら、なんか音が変だなあと思いつつ、気づかず最後までそのまま読んでしまいました。門信徒のみなさん、ゴメンナサイ。

おつとめをし、御伝鈔を拝聴し、ご法話を聴聞して、門徒さん方が帰られた後は、次の日もあるのに、ちょっとした同窓会のはじまり。今年も話題は、やっぱりお寺のこと、そしてこの頃やっとその気になったR氏の結婚でした。

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by e.wash-r | 2004-11-22 23:59 | 智慧と慈悲 | Comments(2)
何のてらいもなく
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市街地にお住まいのSさんご夫妻は、お二人とも70を越えておられるます。

息子さんたちとは別居していらっしゃるので、しばらく寝たきりだったお母さんがが亡くなられてからは、二人の暮らしです。

最近、Sさんは、お母さんが寝ていらっしゃった部屋を、地域の方々の憩いの場にと開放されています。ときどき、主に年配の方々が集まって、例えば水墨画などを楽しんでみえるんだそうです。

Sさんの部屋は、何のてらいもなくほのぼのと、人々に根ざしてそこにありました。

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by e.wash-r | 2004-11-21 01:01 | おまいりにて | Comments(0)