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米寿のお祝い  -敬意を持って-

b0029488_355186.jpg4月30日は、正尊寺・前ご住職の満87才の誕生日。
ご老僧は米寿を迎えられました。

いつも、かわいがってもらっているこどもたちと一緒に、お祝いの席に着かせていただきました。

ご老僧は、今も、ご門徒さんのところにおまいりに行かれています。御法座の時は、誰にもわからないような余間の脇で、いつもお聴聞していらっしゃいます。
歩くときは、杖をついていらっしゃいますし、咳き込まれることも多く、決して声の調子もよくないようにお見受けしますが、生涯ほとけの子、仏法に終わりがないことを体現していらっしゃるお姿は、ただただ感服するばかりです。

88年のちょうど半分生きたボクが、あと四十数年間、ご老僧と同じように勤めることができるだろうかと考えると、ほんとうに尊く、頭が下がる思いです。

黄色いちゃんちゃんこを着たご老僧から、88年間のいろいろな話を聞きました。波瀾万丈の昔話の合間にも、ご老僧は、お酒が大好きだとおっしゃってはおいしそうに日本酒を飲まれ、こどもたちがかわいいとおっしゃってはにこにこ抱きしめてみえます。

こどもたちの元気な声が絶えない宴席で、みなさんに聞こえていたかどうかはわかりませんが、ご老僧は、幾度となく、
「みんなのおかげ・・・。  ありがとう。」
「おかあさんにいちばんお世話になって・・・。  ありがとう。」
「元気な間はずっとつきあって・・・。  ありがとう。」
と、てらいなくおっしゃってみえました。

良き師に遇うことができ、ボクたちは幸せだと思います。
もちろん、ご門徒さんも。

また、こどもたちが、ビリヤードをして遊んでもらいに行くと思います。
そのときは、どうぞよろしく。

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by e.wash-r | 2005-04-30 00:01 | 智慧と慈悲 | Comments(0)
夏みかんのマーマレード
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K師が、夏みかんのマーマレードを届けてくださいました。
きれいなラッピングの下に、手紙が添えてありました。

先日来の御礼に私が煮た夏みかんのマーマレードです。
防腐剤は入っていませんから冷蔵庫で保存してください。
すこし苦みを残してあります。
このまま召し上がってもよく、ヨーグルトに入れると美味。

早速いただきました。
正直なところ、我が家族は、ボク以外マーマレードが苦手ですが、坊守などは、
「いままで食べたマーマレードの中でいちばんおいしい。」
と言って食べています。もとよりマーマレードの好きなボクは、当然、よろこんでいいただいています。

甘すぎず、適度の苦みがあって、とてもさっぱりした味は、さすが手作りの味。お手間入りのことだったに違いないと恐縮しております。
ありがとうございました。

「作り方はいつでもお教えしますから・・・。」
とおっしゃるK師の、60を越え、ますますはつらつとした行動力に感服するばかりです。

プレーンヨーグルトを買ってきました。

美味!

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by e.wash-r | 2005-04-29 00:01 | 遊びをせんとや生れけむ | Comments(0)
生老病死  -「生」という苦-
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夕刻から、黒野組の基幹運動推進委員会・協議会に出席、その後、Y先生の教行信証の勉強会に行ってきました。

講義終了間際、Y先生が突然、質問されました。
「鷲岡君、6月1日、黒野組では御巡教記念法座がありますが、その時のテーマが『老・病・死の問題が自らの問題になっているか。』ですね。なぜ、『生老病死』じゃないんですか。」

確かに最近、「生老病死」ではなく「老病死」という言い方をよく聞くので、ボク自身も漠然と疑問に思っていたところでした。その旨をモジモジと答えました。

「生老病死」の「生」とはどのような苦か、まともに答えられないことを、情けないと思いつつ、先生の話を真剣に聞きました。

まだよくわからないですが、先生のことばの中から模索したいと思います。

「仏教は人生は苦と説く。」
「四門出遊は、生老病死の四苦を示しているのか。」
「『生』は『生きる』ではなく、『生まれる』。」
「『生』は苦のはじまり。」


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by e.wash-r | 2005-04-28 00:01 | 智慧と慈悲 | Comments(4)
忙しいという言い訳
3月以来、不規則な生活が続いています。年度末・年度初めの各種会議、衆会議員選挙、消防団の訓練、ささやかなお遊び等、夜外出することが多く、最近は家族揃って夕食を食べたことがありません。

今日、久しぶりにこどもと一緒にお風呂に入りました。他人事ではなく、ボク自身が、社会の最小単位である夫婦・親子の関係をかなりないがしろにしていることを、もう少し反省しなければならない現実です。
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荘川村・御母衣湖畔に「帰雲小舎」という山小屋があります。不思議ななかまが寄り集まって作った古電柱の丸太小屋です。建設当時、となりの清見村で、一人で丸太小屋を作ってみえた清見村診療所のM先生と知り合いました。

詳しい事情はわかりませんが、しばらくして、M先生は、北海道の網走近郊の無医村に行かれました。お別れに、帰雲小舎を訪ねていらっしゃったM先生の言葉が印象に残っています。

「近くの人からはじめましょう。」

もう20年も前のことです。M先生は、もう、おじいちゃんになっていらっしゃるかもしれません。


ところで、私事ですが4/26は坊守の誕生日でした。
本人からいわれるまで、すっかり忘れていました。
半日遅れで申し訳ないことですが、「誕生日、おめでとうございます」。
一応、world wideな波に乗せて・・・。

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by e.wash-r | 2005-04-27 00:01 | 遊びをせんとや生れけむ | Comments(0)
涙の意味 -水谷修先生の講演-
3月19日は、京都本願寺へ、「夜回り先生」こと水谷修先生の講演を聞きに行ってきました。

今日は、S師のお寺で、水谷先生のビデオが上映されるということだったので、家族を連れて観に行ってきました。いつもお寺の子ども会に来てくれ、今は教師を目指して大学受験の勉強中のY君も誘いました。

会場の正尊寺さんの本堂は、孫を連れたおじいちゃんおばあちゃん、青年会議所の若者、ピンクのスモックを着て放課後そのまま駆けつけてみえたK幼稚園の先生方、等々いろんなひとでいつもの法座とはチョット違った雰囲気です。
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攻撃的なおとなの社会のひずみの中で、翻弄されるこどものすさまじい現実が語られます。

みんな泣いています。

はばかることなく流れる涙の意味を思いました。少なくともボクの涙は、悲しさや悔しさ、怒りの涙ではありませんでした。間違いなくうれしいからあふれてきた涙です。

辛い中にあっても、たくましいこどものすがた、そしてそれを見守る水谷修というおとなのすがた。そう言う世界が確かにあるということを知って、勇気づけられ、うれしかったのです。

現実は甘くないと思います。
それでも、であってしまったうえには、体調の不調をおして奔走される水谷先生の現場からのメッセージを真摯に受け止めたいと思います。

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by e.wash-r | 2005-04-26 06:12 | 智慧と慈悲 | Comments(0)
蕨(わらび)採り 2  -日曜学校-
1週間前(PC故障中)の日曜学校の報告です。

試行錯誤の末、土曜日の朝ということにしたのですが、やっぱりみんな忙しいみたいです。
峠をひとつ越えた先のTくんが、
「できれば自転車で行きたい。」
と言っていたので、期待していましたが、無理だったようです。
夕方Mちゃんから
「遊びに行ってもいい?」
と電話、昼間はずっとスポーツ少年団のバレーの練習だったそうです。

結局いつものように、我が家の愚息3人のトホホの日曜学校でした。
いろいろトラブルのあったあとだったので、仏さまの話をしっかりしました。俗に言う説教にならないように気をつけて・・・。

最後は裏山で、今年2回目の蕨採り。
街の子が来てくれたら、楽しんでもらえたと思うのですが、つくづく残念。

b0029488_1375289.jpg眼下に本堂を見えます。
採った蕨はお経を聞いて育ったとも言えます。
そう言う意味では、共食い?
b0029488_1382255.jpg狩猟・採集ということについては、おそらく、ほとんどのひとが、知らず知らず熱中するのではないかと思います。


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by e.wash-r | 2005-04-25 00:01 | ようこそ正蓮寺へ | Comments(0)
春爛漫  -タンポポの黄-


畑やあぜ道が、菜の花やタンポポのあざやかな黄色で彩られています。

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ところで、タンポポの花は、夕方閉じてしまいます。
最近気付きました。
by e.wash-r | 2005-04-24 00:01 | Photo only | Comments(0)
夢  -例えば夏休みのお寺-

  「みんなあつまれ、ほとけのこ」  

  「お寺へ行こう」


おとなと同じように、こどもにとっても、お寺は、ほとけさまにであうところであり、安息の場所(ビハーラ)・遊び場です。

例えば夏休み、全国どこへ行っても、お寺の境内でこどもが遊んでいる、時には本堂でお泊りしている、そんな情景を夢見ています。

4月20日は岐阜教区少年連盟の総会。お寺の日曜学校を現場にしている院さん方が、岐阜別院に参集されました。

b0029488_1529141.jpg挨拶をされる岐阜別院御輪番。
4年の大役を果たされ、晴れやかなM委員長さん。


b0029488_15293151.jpg総会のようす。
早々に力量を発揮される、C新委員長さん


b0029488_15295972.jpg見た目は、決してこども向けの顔ではないような感じの新旧役員。
でもみんな半分こどもの現場のヒトです。

ボクは、写真を撮っているので映っていません。広報担当ということで、ひっそり最年長で居残ることになりました。

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by e.wash-r | 2005-04-23 15:36 | 遊びをせんとや生れけむ | Comments(0)
ヤシの実  
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「これ何だかわかりますか。」
そう言って、Sさんは丸くて白い野菜のようなものを持ってみえました。

変わった種類のダイコンかカブラかなと思い、手に取ってみると、思っていたよりずっと重く、そして堅く、中で液体がチョポチャポいっています。ヤシの実です。

戦争中、通信兵としてロタ島に滞在されたSさんは、懐かしくてときどきスパーで買っていらっしゃるそうです。

ヤシの実は、とがったところがほんの一部だけ軟らかいので、そこを切り取って、中の果汁をを飲むのだそうです。うすいサイダーの味だとか。果肉は醤油で食べる、殻は食器にした、と聞きました。

いつか戦争の話も聞こうと思います。

3月、沖縄へ行って以来、戦争のことが気になっていることもあり、司馬遼太郎著「街道を行く 沖縄・先島への道」を読み始めました。久しぶりの読書です。

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by e.wash-r | 2005-04-22 00:01 | おまいりにて | Comments(2)
春の公園  -遊べません-
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寺のいちばん近くの公園。小学生の通学の集合場所でもあります。

小さな公園ですが、こどもたちは結構遊んでいます。草っぱらにランドセルが放り投げられた眺めなどは、なかなかいいものです。

すべり台のうしろの木は、彼岸桜で、もうすぐ小さなサクランボで真っ赤になるはずです。そのころがこの公園の一番にぎわう季節。ボクたち大人も、こどもたちからのお裾分けをすこし楽しみにしているような次第です。

今は、一面にタンポポが咲いています。こどもたちも遊ぶに遊べないという雰囲気です。

利己的に花を折り、実をもぐ残虐性とともに、花を咲かせ実を結ぶいのちを、すこし離れて見守るようなやさしさを、こどももおとなも、不思議と持ち合わせているように思います。

私はあなたの足もとに、私の夢を広げました
そっと踏んでくださいね、私の夢を踏むのですから

ケネス・ブラウアー著、芹沢高志訳 『宇宙船とカヌー』に引用されているイエーツの詩です。


こんなblogもあります。  http://blog.drecom.jp/kin225/archive/53

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by e.wash-r | 2005-04-21 18:37 | 遊びをせんとや生れけむ | Comments(0)